AIと独自ロジックで工場ファシリティ設備を可視化し
「いつ・何に・いくら投資すべきか」を経営判断レベルで支援
製造業復活支援ベンチャーの株式会社ムダレス(本社:東京都目黒区、代表取締役:廣松 茂)は、工場ファシリティ設備の更新や設備投資に関する判断を、現場の経験や勘に依存した運用から、データとロジックに基づく経営判断へと変革する意思決定支援サービス「mudaless-One(ムダレス-ワン)」の提供を、2026年7月22日(水)より開始しました。「mudaless-One」は、工場に設置されている受変電設備、空調設備、ボイラー、コンプレッサーなどのファシリティ設備について、老朽化リスク、ライフサイクルコスト、エネルギー使用量、CO₂排出量などの情報を設備単位で一元管理するクラウドサービスです。
AIを活用したデータ処理と独自の評価ロジック、シミュレーション機能により、脱炭素・GX、設備の老朽化対策、BCP、省エネルギー、コスト削減を統合的に評価し、「いつ・何に・いくら投資すべきか」という設備投資の意思決定を支援します。
本サービスは日本初(自社調べ)の設備投資意思決定支援サービスで、現在特許出願中です。
国内製造業で深刻化する工場設備の老朽化
日本の製造業では、過去数十年にわたる円高や工場の海外移転などを背景に、国内工場の生産設備を支えるファシリティ設備の更新が先送りされてきました。受変電設備や空調設備、ボイラー、コンプレッサーといった工場インフラは、生産活動を安定して継続するうえで欠かせない重要な経営資産です。しかし、多くの工場で設備の老朽化が進み、故障や生産停止、エネルギーコストの増加といった経営リスクが高まっています。円安を背景に国内生産の重要性が改めて注目されるなか、日本の製造業が競争力を高めていくためには、老朽化した設備を単純に更新するだけでは十分ではありません。設備の更新時期や投資金額を検討する際には、次のような複数の課題を同時に評価する必要があります。
- 工場ファシリティ設備の老朽化対策
- エネルギー使用量とランニングコストの削減
- CO₂排出量削減をはじめとする脱炭素・GX対応
- 災害や設備停止に備えるBCP対策
- 設備更新後のライフサイクルコスト
- 限られた設備投資予算の最適配分
これらの課題を個別に判断するのではなく、経済性や環境価値、事業継続性を含めて統合的に評価する仕組みが求められています。
経験と勘に依存してきた設備投資判断をデータ化
従来、日本の製造現場におけるファシリティ設備の更新や新規投資は、設備担当者の経験や勘、過去の故障履歴、メーカーからの提案などをもとに判断されるケースが少なくありませんでした。一方、脱炭素やGX、BCP、省エネルギーといった新たな経営課題を含めた設備投資では、現場単位の判断だけでなく、経営層やマネジメント層による中長期的な意思決定が必要です。そのためには、設備の状態や更新リスク、投資効果を客観的に比較できる共通のデータと評価指標が欠かせません。
株式会社ムダレスは、こうした製造業の課題を解決するため、工場ファシリティ設備の情報を設備単位で整理し、複数の投資シナリオを比較できる「mudaless-One」を開発しました。
「mudaless-One」の主な特徴
1.工場ファシリティ設備の情報を一元管理
受変電設備、空調設備、ボイラー、コンプレッサーなど、工場内に点在するファシリティ設備の情報を設備台帳として一元管理します。設備の導入時期、使用状況、保全履歴、エネルギー使用量、更新費用などの情報を集約することで、工場全体の設備状況を可視化します。
2.老朽化リスクとライフサイクルコストを評価
設備の使用年数や状態、保全状況などをもとに、設備ごとの老朽化リスクを評価します。初期投資額だけでなく、保守・修繕費、エネルギーコスト、将来の更新費用などを含むライフサイクルコストを把握することで、短期的な費用だけに左右されない設備投資判断を支援します。
3.エネルギー使用量とCO₂排出量を設備単位で可視化
設備ごとのエネルギー使用量やCO₂排出量を可視化し、設備更新によって期待できる省エネルギー効果やCO₂削減効果を評価します。これにより、脱炭素対策と設備の老朽化対策を別々に検討するのではなく、設備更新を通じて同時に実現する投資計画を策定できます。
4.AIと独自ロジックによる投資シミュレーション
AIも活用しながら設備情報を整理・分析し、株式会社ムダレス独自の評価ロジックによって複数の設備投資シナリオを作成します。「どの設備を優先して更新するか」「何年後に更新するか」「どの程度の予算を配分するか」などを比較し、データに基づいて「いつ・何に・いくら投資すべきか」を導き出します。
5.中期設備投資計画の策定を支援
単年度の設備更新だけでなく、複数年度にわたる中期投資計画の策定にも対応します。限られた設備投資予算のなかで、老朽化リスク、省エネルギー効果、CO₂削減効果、BCP上の重要性などを比較し、優先順位を付けた投資計画を作成できます。
設備更新を「維持管理」から「GXを実現する経営投資」へ
「mudaless-One」を導入することで、製造業の経営層やマネジメント層は、老朽化対策、省エネルギー、BCP、コスト削減を個別に判断するのではなく、共通の評価指標に基づいて複数の統合投資シナリオを比較・評価できるようになります。例えば、老朽化が進んでいる設備を単純に更新するだけでなく、省エネルギー性能の高い設備へ切り替えた場合の投資額、ランニングコスト削減効果、CO₂排出量削減効果などを総合的に確認できます。これにより、工場設備の更新を単なる維持管理や修繕ではなく、環境価値と経済性を両立させ、企業の競争力向上につなげる「経営投資」へと転換します。
代表取締役・廣松 茂 コメント
私は大手電機メーカーで生産設備管理とファシリティ設備管理の両方を経験してきました。生産設備ではデータやKPIにもとづいて改善と投資判断が行われる一方、ファシリティ設備は重要な経営資産でありながら、その多くが経験や勘に依存してきました。「mudaless-One」は、こうした現場の知見をデータとロジックに変換し、設備投資そのものの意思決定プロセスを変革する「設備投資の意思決定サービス」として、日本の製造業に新たな判断基準を提供し、持続的な競争力強化とGXの実現に貢献してまいります。
今後は製造業を中心に導入を拡大するとともに、生産設備管理システムやエネルギーマネジメントシステムとの連携機能を強化してまいります。この連携強化により、「mudaless-One」で構築した設備評価指標を設備メーカーや建設会社とも共有可能な仕組みへ発展させ、将来的には設備投資に関わる関係者が共通のデータで意思決定できる業界プラットフォームの実現を目指します。
株式会社ムダレス 代表取締役 廣松 茂
今後の展望
株式会社ムダレスは今後、製造業を中心に「mudaless-One」の導入拡大を進めるとともに、生産設備管理システムやエネルギーマネジメントシステムとの連携機能を強化していきます。システム連携を通じて、工場内に蓄積されている設備情報やエネルギーデータを活用し、設備投資判断のさらなる高度化と効率化を目指します。また、「mudaless-One」で構築した設備評価指標を、設備メーカーや建設会社などの関係企業とも共有できる仕組みへと発展させる予定です。
将来的には、工場運営企業、設備メーカー、建設会社、保守事業者など、設備投資に関わる関係者が共通のデータと評価指標に基づいて意思決定できる、製造業向け設備投資プラットフォームの実現を目指します。
「mudaless-One」ダッシュボード

「mudaless-One」では、中期投資計画や設備台帳などをダッシュボード上で確認できます。
中期投資計画
設備ごとの更新時期や投資額、老朽化リスク、省エネルギー効果、CO₂削減効果などをもとに、複数年度にわたる設備投資計画を可視化します。
設備台帳
工場内のファシリティ設備に関する基本情報、導入時期、設備状態、保全履歴、エネルギー使用量などを設備単位で管理します。
※掲載画面は開発中のイメージです。仕様・デザインは予告なく変更される場合があります。
サービス概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | mudaless-One(ムダレス-ワン) |
| 提供内容 | 設備更新・保全・省エネルギー投資の意思決定を支援するクラウドサービス |
| 提供開始日 | 2026年7月22日(水) |
| 対象 | 製造業を中心とした工場運営企業 |
| 提供形態 | クラウドサービス(SaaS) |
| 価格 | 個別見積り |
| 公式サイト | https://www.mudaless.co.jp |
株式会社ムダレスについて
株式会社ムダレスは、工場インフラの意思決定OSを開発・提供する製造業復活支援ベンチャーです。工場ファシリティ設備に関する現場の知見をデータとロジックに変換し、設備投資判断の高度化を支援することで、日本の製造業の競争力強化、脱炭素・GX、省エネルギー、設備の老朽化対策に貢献します。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ムダレス |
| 代表者 | 代表取締役 廣松 茂 |
| 所在地 | 東京都目黒区下目黒1-8-1 目黒アルコタワー7F |
| 設立 | 2023年10月 |
| 事業内容 | 工場インフラの意思決定OSの開発・販売 |
| 公式サイト | https://www.mudaless.co.jp |
| お問い合わせ先 | [email protected] |
記事要約(Summary)
株式会社ムダレスは、製造業の工場ファシリティ設備に関する更新・投資判断を支援するクラウドサービス「mudaless-One」を、2026年7月22日より提供開始しました。受変電設備、空調設備、ボイラー、コンプレッサーなどの老朽化リスク、ライフサイクルコスト、エネルギー使用量、CO₂排出量を設備単位で一元化し、AIと独自の評価ロジックによって複数の設備投資シナリオを提示します。老朽化対策、省エネルギー、脱炭素・GX、BCP、コスト削減を統合的に評価することで、経験や勘に依存してきた設備投資判断をデータに基づく経営判断へと変革します。
株式会社ムダレスは、設備更新を単なる維持管理から、環境価値と経済性を両立する経営投資へ転換し、日本の製造業の持続的な競争力強化に貢献していきます。
■プレスリリース配信元-株式会社ムダレス
























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