NTT Landscape、北海道むかわ町で宿泊機能不足の解決
地域活性化をめざす実証事業を開始
株式会社NTT Landscapeは、トレーラーハウスを活用したスマートホテルの実証事業として、第1号店となる「LsHotel むかわ」を、2026年7月1日より北海道むかわ町にてオープンいたします。本取り組みは、むかわ町とNTTグループが連携し、地域における宿泊施設不足という課題に対して、柔軟かつ持続可能な解決策を検証することを目的とした実証事業です。
宿泊機能の整備を起点に、観光、飲食、体験コンテンツ、防災、教育など地域資源との連携を進め、官民連携による新たな地域活性化モデルの構築に挑戦します。
トレーラーハウス型スマートホテル「LsHotel むかわ」について

「LsHotel むかわ」は、北海道むかわ町の複合施設『四季の館』敷地内に、トレーラーハウス5台を設置して運営するスマートホテルです。無人受付やスマートロックなどのデジタル技術を活用することで、効率的かつ持続可能な宿泊運営を目指します。従来型のホテル誘致が難しい地域においても、比較的柔軟に導入できる宿泊機能として、地域の交流人口・滞在人口の創出に貢献することを目指しています。
地方自治体が抱える宿泊施設不足と地域経済への課題
地方自治体では、観光資源や地域ならではの体験コンテンツを有していながらも、宿泊施設の不足により、来訪者を地域内での宿泊・滞在につなげられないことが課題となっています。日帰り観光にとどまることで、飲食店、観光施設、地域事業者への経済波及効果が限定的となるケースも少なくありません。さらに、近年は建設関連コストの高騰や運営人材の不足により、シティホテルやビジネスホテルなど従来型宿泊施設の新規誘致は、地方自治体にとって年々ハードルが高まっています。
こうした背景を踏まえ、むかわ町とNTT Landscapeは、トレーラーハウスを活用したスマートホテルの実証を通じて、地域特性に応じた新たな宿泊機能整備モデルの構築に取り組みます。
トレーラーハウス活用による3つの特長
本実証で活用するトレーラーハウス型宿泊施設には、以下のような特長があります。
1. 初期投資や運営負担の抑制が可能
一般的なホテル建設と比較して、トレーラーハウスを活用することで、宿泊機能整備にかかる初期投資や運営負担の抑制が期待されます。宿泊需要が限定的な地域においても、段階的な導入や実証がしやすいモデルとして検証を進めます。
2. 需要に応じた柔軟な設置・運用が可能
地域イベント、観光シーズン、教育旅行、ビジネス需要など、地域ごとに異なる宿泊需要に応じて、柔軟な設置・運用が可能です。必要な場所に必要な規模で宿泊機能を整備できる点は、トレーラーハウスならではの強みです。
3. 災害時には防災拠点等としての活用も期待
トレーラーハウスは移動可能な特性を持つため、災害発生時には適切な場所へ移動させ、防災拠点や一時的な滞在施設として活用することも期待されます。平時は宿泊施設として、非常時は地域を支えるインフラとして機能する可能性を検証します。
実証事業で検証する内容
「LsHotel むかわ」では、単なる宿泊施設の運営にとどまらず、宿泊機能を起点とした地域活性化モデルの可能性を多角的に検証します。
観光施設・飲食店・体験コンテンツとの連携
むかわ町内の穂別恐竜博物館をはじめとする観光施設、飲食店、地域体験コンテンツ等と連携し、宿泊者の町内周遊を促進します。来訪者の滞在時間を延ばすことで、地域経済への波及効果を検証します。
交流人口・滞在人口の創出
宿泊施設を軸に、観光だけでなく、探究学習や地域交流などの新たな滞在目的を創出できるかを検証します。地域外からの来訪者と地域住民・事業者との接点を生み出し、関係人口の拡大につなげることを目指します。
無人受付・スマートロックによる省人化運営
無人受付やスマートロックなどのスマートホテル機能を活用し、限られた人材でも効率的に運営できるオペレーションを検証します。人手不足が課題となる地方において、持続可能な宿泊運営の実現を目指します。
官民連携による新たな地域活性化モデルへ
本実証は、2025年12月にむかわ町、NTT東日本、NTT Landscape、青山社中が締結した包括連携協定に基づき実施されるものです。官民それぞれの強みを活かしながら、地域課題の解決と新たな価値創出に取り組みます。むかわ町が持つ地域資源や観光資源と、NTTグループが有するICT・地域課題解決の知見を組み合わせることで、宿泊機能整備を起点とした持続可能な地域活性化モデルの確立を目指します。
「LsHotel むかわ」実証概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | LsHotel むかわ |
| 所在地 | 北海道むかわ町 複合施設『四季の館』敷地内 |
| 実証開始日 | 2026年7月1日 |
| 設置台数 | トレーラーハウス5台 |
| 実施主体 | 株式会社NTT Landscape |
| 連携 | むかわ町、NTTグループほか |
| 主な機能 | スマートホテル、無人受付、スマートロック等 |
| 目的 | 宿泊施設不足の解決、地域周遊促進、交流・滞在人口の創出、防災活用の可能性検証 |
今後の展望
NTT Landscapeは、「LsHotel むかわ」の実証を通じて得られた知見をもとに、地域特性に応じた宿泊施設の在り方を整理し、持続可能な地域活性化モデルとしての確立を目指します。将来的には、むかわ町での実証結果を踏まえ、宿泊施設不足や地域活性化に課題を抱える他の地方自治体への展開も視野に入れています。トレーラーハウスとスマートホテル技術を組み合わせた新たな宿泊インフラにより、地域課題の解決と新たな価値創出に貢献してまいります。
問い合わせ先
NTT Landscape 事業開発部
Mail:[email protected]
記事要約(Summary)
株式会社NTT Landscapeは、北海道むかわ町にてトレーラーハウスを活用したスマートホテル「LsHotel むかわ」を2026年7月1日にオープンします。本実証は、むかわ町とNTTグループが連携し、地方自治体が抱える宿泊施設不足の解決を目指す取り組みです。複合施設『四季の館』敷地内にトレーラーハウス5台を設置し、無人受付やスマートロックを活用した効率的な運営を検証します。観光施設や飲食店、体験コンテンツとの連携による地域周遊促進、交流・滞在人口の創出、防災拠点としての活用可能性などを検証し、持続可能な地域活性化モデルの構築を目指します。
■プレスリリース配信元-株式会社NTT Landscape
























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