約400名のIT人材を擁するATJCがグループに参画
企業のDX推進と情報セキュリティ対策を支援
株式会社セキュアソフト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:姜 昇旭)は、2026年10月30日付で、株式会社ナレルグループ(東証グロース:9163)の連結子会社である株式会社ATJCの全株式を取得し、完全子会社化したことを発表しました。今回の株式取得により、セキュアソフトが展開するサイバーセキュリティ事業と、ATJCが強みとするITエキスパート派遣・SES(システムエンジニアリングサービス)、システム開発、AWSを活用したインフラ構築などの技術領域を融合します。
また、同日付でATJCの代表取締役には、セキュアソフトの代表取締役を務める姜 昇旭氏が就任しました。両社の技術力と人材基盤を活用することで、企業のITインフラ整備からセキュリティ対策、システム開発、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進まで、幅広いニーズに対応できる体制の強化を目指します。
生成AIの普及とサイバー攻撃の高度化に対応
近年、生成AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展によって、企業のIT活用が広がる一方、サイバー攻撃の巧妙化や情報セキュリティリスクへの対応が重要な経営課題となっています。こうした環境の変化に対応するため、セキュアソフトは、企業の情報資産を保護するためのセキュリティ製品・サービスを幅広く展開してきました。自社開発のセキュリティプロダクト「Sniper」を中心に、AIを活用したセキュリティ運用監視サービス、脆弱性診断、デジタルフォレンジック、セキュリティコンサルティングなどを提供しています。
これまでに官公庁、金融機関、大手製造業をはじめとする顧客の3,000件を超えるプロジェクトに対応し、情報セキュリティ分野における実績を積み重ねてきました。今回のATJCの子会社化は、こうした既存のセキュリティ事業を基盤に、システム開発やITインフラ、人材支援の領域を強化し、より総合的なITサービスの提供を目指す取り組みです。
ATJCの技術力と約400名のIT人材がグループに参画
株式会社ATJCは、2007年12月の設立以来、ITエキスパート派遣やSES事業を中心に成長してきたIT企業です。約400名の従業員を擁し、アプリケーション開発を主力分野としながら、AWS(Amazon Web Services)を活用したクラウドインフラ領域やDXコンサルティング、システム受託開発などにも事業を拡大しています。
同社は「技術力」と「人材力」を事業の重要な価値として位置づけ、顧客のニーズに応じたITエンジニアの提供を通じて、さまざまな企業のシステム開発やIT基盤整備を支援しています。
今回の完全子会社化によって、ATJCが培ってきたエンジニアリング技術と人材基盤をセキュアソフトグループの事業に活用し、グループ全体のサービス提供能力の向上を図ります。
セキュリティとIT開発の融合による事業シナジーを追求
セキュアソフトとATJCは、それぞれが持つ専門技術と事業基盤を組み合わせることで、幅広いIT領域における相乗効果の創出を目指します。
1. サイバーセキュリティ対策とシステム開発の連携
セキュアソフトのセキュリティ技術とATJCのアプリケーション開発技術を組み合わせることで、システムの設計・開発段階からセキュリティ対策を考慮したサービス提供体制の強化が期待されます。
2. AWS・クラウドインフラ領域での対応力強化
ATJCが蓄積してきたAWSを活用したインフラ支援の実績と、セキュアソフトのセキュリティ運用・監視に関する知見を融合します。これにより、クラウド環境の構築から運用、セキュリティ管理まで、企業の多様なITインフラ需要に対応する体制の充実を図ります。
3. IT人材・SES事業とセキュリティ人材支援の相乗効果
ATJCの約400名の従業員を含む人材基盤と、セキュアソフトが培ってきた情報セキュリティ分野の専門性を活用し、ITエンジニアリングとセキュリティの両分野における人材支援体制を強化します。企業のDX推進やITシステムの高度化に伴う技術者需要に対して、より柔軟な対応を目指します。
ATJCの商号・事業内容・雇用および取引関係は継続予定
今回の株式取得に伴い、ATJCはセキュアソフトの完全子会社となりましたが、ATJCの商号、既存の事業内容、従業員の雇用、および顧客・取引先との取引関係については、引き続き継続する予定です。また、2026年10月30日付でATJCの代表取締役に姜 昇旭氏が就任し、新たな経営体制へ移行しています。
セキュアソフトグループは今後、両社の強みを最大限に活用し、サイバー攻撃から顧客の情報資産を守るとともに、ITインフラやシステム開発などの幅広い領域で事業基盤の強化を目指す方針です。
株式取得の概要と実施日程
今回の株式取得は、株式会社ナレルグループが保有していたATJCの全株式を、セキュアソフトが取得するものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 株式取得企業 | 株式会社セキュアソフト |
| 株式取得対象 | 株式会社ATJC |
| 株式譲渡元 | 株式会社ナレルグループ |
| ナレルグループ証券コード | 9163(東証グロース) |
| 株式譲渡契約締結日 | 2026年10月15日 |
| 株式取得実行日 | 2026年10月30日 |
| 取得後の持株比率 | 100.0% |
| ATJC新代表取締役 | 姜 昇旭 |
なお、セキュアソフトとナレルグループの間には、今回の取引以前に記載すべき資本関係、人的関係および取引関係はないとしています。
株式会社ATJCの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ATJC |
| 所在地 | 東京都千代田区九段北4丁目1番9号 市ヶ谷MSビル7階 |
| 代表取締役 | 姜 昇旭(2026年10月30日就任) |
| 設立 | 2007年12月 |
| 資本金 | 4,800万円 |
| 従業員数 | 約400名 |
| 主な事業 | ITエキスパート派遣・SES、DXコンサルティング、システム受託開発など |
| 株主 | 株式会社セキュアソフト(100.0%) |
| 公式サイト | https://atjc-it.jp |
株式会社セキュアソフトの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社セキュアソフト |
| 所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目31番11号 住友不動産新宿南ビル16階 |
| 代表取締役 | 姜 昇旭 |
| 設立 | 2002年8月 |
| 資本金 | 8,850万円 |
| 主な事業 | 情報セキュリティ製品の研究・開発、セキュリティソリューション、運用監視サービス、保守サポート・教育、セキュリティ・IT運用人材支援 |
| 主な製品 | セキュリティプロダクト「Sniper」 |
| 公式サイト | https://www.securesoft.co.jp |
記事要約(Summary)
株式会社セキュアソフトは、2026年10月30日付で株式会社ナレルグループから株式会社ATJCの全株式を取得し、完全子会社化しました。今回のM&Aにより、セキュアソフトのサイバーセキュリティ分野における専門性と、ATJCが持つ約400名のIT人材、SES事業、システム開発およびAWSインフラ領域の技術力が融合します。ATJCは従来の商号や事業を継続する予定であり、代表取締役にはセキュアソフトの姜 昇旭氏が就任しました。
生成AIの普及や企業のDX推進によってIT環境が複雑化するなか、両社は技術力と人材基盤を生かし、サイバーセキュリティ対策からITインフラ、システム開発までを支援する総合力の強化を目指します。
■プレスリリース配信元-株式会社セキュアソフト

























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