耐貫通層とエラストマー&シリコンを組み合わせた
「SARUKU インソール PNT resist(仮)」、国内生産を前提に開発
有限会社マイスター(本社:福岡県久留米市、以下「マイスター」)は、ドイツ国家資格「シューマッハー・マイスター」の靴づくりの知見を生かし、災害時や復旧作業時の足元を守る新素材の踏み抜き防止インソール「SARUKU インソール PNT resist(仮)」の開発を開始しました。
本製品は、がれきや釘、ガラス片などが残る環境での使用を想定し、耐貫通層と新素材のエラストマー&シリコンを組み合わせた二重構造を検討しています。国内生産を前提に、安全性だけでなく、長時間使用した際の足への負担や歩行時の快適性にも配慮したインソールの実現を目指します。
災害現場や復旧作業における「足元の安全」が開発の出発点
地震や台風、豪雨などの災害発生後には、道路や建物周辺にがれき、釘、金属片、ガラス片などが残されていることがあります。避難や救助、復旧作業に携わる人にとって、こうした危険物による靴底からの踏み抜きは、活動を妨げるだけでなく、深刻なけがにつながる可能性があります。
一方で、安全性を重視した装備は重くなりやすく、長時間の歩行や作業では足への負担が課題となります。また、専用の安全靴を日常的に備えておくことが難しいケースもあります。
マイスターは、医師の処方箋に基づく靴型装具の製作や、歩行を支える「SARUKU」シリーズの開発で培ってきた知見を、災害時や復旧作業時の足元の安全に生かしたいと考え、既存の靴に入れて使用できる踏み抜き防止インソールの開発に着手しました。
「SARUKU インソール PNT resist(仮)」の製品コンセプト

開発中の「SARUKU インソール PNT resist(仮)」では、釘やガラス片などによる踏み抜きへの対策と、歩行時の快適性を両立するため、耐貫通素材とクッション性のある新素材を組み合わせた設計を検討しています。
主な開発方針
- 釘やガラス片などへの対策を想定した耐貫通層を採用
- 耐貫通層とエラストマー&シリコンを組み合わせた二重構造
- 衝撃や振動を和らげ、足裏への負担軽減を目指す設計
- 足の形状に沿ったフィット感と長時間使用時の快適性を追求
- 既存の靴に入れて使用できるインソール形状
- 靴のサイズに合わせてカットできる仕様を想定
- 品質管理を重視した国内生産体制の構築
- 自治体や企業、各種施設における防災備蓄への活用を想定
なお、製品名や素材、構造、仕様などは現在開発中のものであり、今後の試作や検証を通じて変更となる可能性があります。
耐貫通性能だけでなく「歩き続けられること」を重視
災害時の避難や復旧作業では、足元に危険がある環境を長時間歩かなければならない場面も想定されます。そのため、踏み抜きへの対策だけでなく、足への負担や靴の中での安定性、歩行時の衝撃などにも配慮する必要があります。
「SARUKU インソール PNT resist(仮)」では、踏み抜き対策を担う耐貫通層に加え、柔軟性や衝撃吸収性を備えたエラストマー&シリコンの活用を検討。安全性を高めながらも、硬さや違和感を抑え、長時間の歩行や作業を支えられる構造を目指します。
専用靴そのものを開発するのではなく、普段使用している靴や作業靴に入れられるインソールとして設計することで、防災備蓄用品として保管しやすく、必要なときに利用しやすい製品を目指しています。
シューマッハー・マイスターの知見を防災分野へ

マイスターは、足の構造や歩行を考慮した靴づくりを続けてきた福岡県久留米市の靴製造メーカーです。ドイツ国家資格「シューマッハー・マイスター」の技能を礎に、革の選定から製造、検品まで国内で一貫して行っています。
また、医師の処方箋に基づく治療用の靴や補装具などの靴型装具を製作し、一人ひとりの足の状態や歩行に合わせたものづくりに取り組んできました。
今回の開発では、靴型装具や「SARUKU」シリーズで培ったインソール設計の知見と、耐貫通素材に関する検討を掛け合わせます。災害時や復旧作業時にも足元を守りながら「歩き続けられる」ための、新たな防災用品の選択肢を提案していきます。
自治体・企業の防災備蓄や復旧作業での活用を視野に
マイスターは、「SARUKU インソール PNT resist(仮)」について、個人向けの防災用品としてだけでなく、自治体や企業、学校、医療機関、福祉施設、工場、倉庫などにおける防災備蓄品としての活用も視野に入れています。
また、災害復旧に携わる作業者や支援者、施設管理者など、長時間にわたって危険物が残る場所を歩く可能性がある人の足元を支える製品として、実用性と量産性の両面から開発を進めます。
今後は、素材の選定や構造の最適化、試作品の製作、耐貫通性能や歩行時の快適性に関する検証などを行い、国内で安定して供給できる生産体制の構築を目指します。
有限会社マイスターについて
有限会社マイスター(Schuhfabrik Meister GmbH)は、福岡県久留米市に本社および製造工場を構える靴製造メーカーです。ドイツ国家資格「シューマッハー・マイスター」の技能を礎に、革の選定から製造、検品まで国内で一貫して行っています。医師の処方箋に基づく治療用の靴や補装具などの靴型装具の製作で培った知見を生かし、「SARUKU」のシューズおよびインソールを展開しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 有限会社マイスター(Schuhfabrik Meister GmbH) |
| 所在地 | 福岡県久留米市 |
| 事業内容 | SARUKUシューズ・インソールの製造販売、靴型装具の製作 |
| Webサイト | https://www.meister-gmbh.jp/ |
| お問い合わせ | [email protected] |
記事要約(Summary)
有限会社マイスターは、ドイツ国家資格「シューマッハー・マイスター」の知見を生かし、災害時や復旧作業時の踏み抜き対策を目的とした「SARUKU インソール PNT resist(仮)」の開発を開始しました。耐貫通層とエラストマー&シリコンを組み合わせた二重構造により、釘やガラス片などへの対策と、長時間歩行時の快適性の両立を目指します。既存の靴に入れて使用できる仕様と国内生産を前提に、個人向け防災用品のほか、自治体や企業、各種施設における防災備蓄品としての活用も視野に開発を進めます。
■プレスリリース配信元-有限会社マイスター























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