近藤亮太監督×九十九黄助×ジャガモンド斉藤、池袋で舞台挨拶
映画レーベル「NOTHNG NEW」最新作『〇〇式』が全国公開スタート
映画レーベル「NOTHNG NEW」の最新作『〇〇式』(読み:まるまるしき)が、2025年7月4日(金)より全国で公開されました。下北沢K2での先行上映(6月27日開始)では連日満席を記録し、SNSを中心に口コミが拡散。正式な全国上映初日も、東京・大阪・神奈川など主要都市で満席スタートとなる注目のホラー作品です。
本作は『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で日本ホラー映画大賞を受賞した近藤亮太監督による最新作。ジャンルの枠を超えた“ポストホラー”の流れを汲みながら、映画を超えて“式”という体験を提示する異色作として話題を集めています。
映画を“式”に変える演出と世界観――観客は“参列者”に
『〇〇式』では、観客自身を「式の参列者」と見立て、物語全体が徐々に「違和感の累積」によって不穏さを深めていきます。映像、音響、空気感までが緻密に設計され、劇場空間そのものを“儀式の場”と化す演出に、多くの来場者が「観たことのない没入体験だった」と声を上げています。
主演は九十九黄助、共演に吉田ヤギ、脚本にはZ世代を中心に支持を集めるホラー作家・くるむあくむを迎え、クリエイター陣の強力な布陣も注目のポイントです。
【舞台挨拶レポート】池袋にて記念イベント実施、観客との一体感に感動の渦

全国公開を記念し、7月5日(土)にはグランドシネマサンシャイン池袋にて舞台挨拶が開催されました。登壇者は、監督の近藤亮太氏、主演の九十九黄助氏、そしてゲストスピーカーとしてお笑いコンビ・ジャガモンドの斉藤氏が登壇。
満席の会場は、まるで“式”を終えたばかりのような静謐な空気に包まれ、観客の温かい拍手が響きました。
監督の近藤氏は「東京だけでなく、各地の劇場でも満席だと聞き、本当にうれしい」と笑顔で語り、主演の九十九氏も「この作品にこれだけ多くの方が興味を持ってくださり、感謝しかありません」と喜びをあらわにしました。
ジャガモンド斉藤氏は、観客10名以上がリピーターであることに触れ、「何度観ても良い映画です。細部にこだわりが詰まっている」と絶賛のコメントを寄せました。
ビデオメッセージが生んだ“作品の核”とキャストへの信頼
印象的なシーンとして語られたのが、“ビデオメッセージ”の場面。近藤監督は「初日の撮影で、九十九さんに数パターンの発声をお願いしたが、その一つがとても良くて、作品全体のトーンがそこから固まりました」と述べ、主演俳優への信頼の厚さを語りました。
また、主演の九十九黄助と吉田ヤギのキャラクター性について「笑顔の裏に何かを秘めているような、“わからなさ”が今回の役に非常にフィットしている」と分析し、キャスティングの妙を語りました。
観客との“儀式的な一体感”で締めくくられたフォトセッション
舞台挨拶の最後には、入場者特典として配布された「赤い封筒」を観客全員で掲げるフォトセッションを実施。登壇者と観客が一体となる“儀式的瞬間”を共有し、静かに、しかし深く心に残る舞台挨拶となりました。
作品情報
- タイトル:『〇〇式』(読み:まるまるしき)
- 監督:近藤亮太
- 主演:九十九黄助、吉田ヤギ
- 脚本:近藤亮太、くるむあくむ
- 上映:全国順次公開中(2025年7月4日~)
- 配給:NOTHNG NEW
記事要約(Summary)
- 日本ホラー映画大賞受賞の近藤亮太監督による最新作
- 「映画を超えた儀式体験」として“ポストホラー”の新潮流を形成
- 満席スタートで話題沸騰、観客は「参列者」として参加する
- 全国公開記念の舞台挨拶でキャスト・監督が作品の裏側を語る
- 今後の展開にも期待が高まる注目のホラー作品
■プレスリリース配信元-株式会社NOTHING NEW
https://companydata.tsujigawa.com/company/8011001147326/
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