長楽館の歴史を感じる特別展「115年の迎賓録」
社交舞台としての役割を探る
京都市東山区のホテル長楽館(総支配人:吉田重人)は、長楽館(旧村井家別邸)が2024年12月9日に国の重要文化財に指定されたことを記念し、2025年2月22日(土)より特別展「長楽館115年の迎賓録-たばこ王が築いた社交舞台-」を開催します。
本展では、長楽館が迎えた国内外の賓客との歴史的な交流を深掘り、村井吉兵衛が築いた社交の舞台としての役割を貴重な資料や写真を通じて紹介します。長楽館は、明治時代にたばこ王として名を馳せた村井吉兵衛によって建設され、数々の著名な人物をもてなした迎賓館として名を馳せました。
特別展示の内容と見どころ

本展では、村井吉兵衛が長楽館に招いた伊藤博文、井上馨、渋沢栄一、大倉喜八郎らの名が記された芳名帳や、実際に使用された歴史あるカトラリー、当時の貴重な写真が公開されます。また、長楽館が外国の要人を迎えた際の資料や、村井家の子孫から伝わる貴重な手紙なども展示され、長楽館がどのように社交の場として機能していたのかを詳しく知ることができます。
さらに、村井兄弟商会の大ヒットたばこ「HERO」のパッケージや、明治時代の社交文化を示す資料も展示され、訪れる人々に当時の社交の舞台をリアルに感じさせてくれます。
- 会期:2025年2月22日(土)~3月20日(祝木)
- 会場:長楽館本館2階 接遇の間・バルコニー
- 入場料:無料(長楽館をご利用のお客様に限ります)
企画イベント
長楽館では特別展に合わせて、さまざまな企画も実施します。例えば、長楽館創設者・村井吉兵衛にまつわる記念スイーツや、限定ノベルティ、館内ガイドツアーなどが提供されます。
記念スイーツ

長楽館内のデザートカフェでは、シグネチャースイーツであるミルフォイユを村井吉兵衛の家紋「丸に三つ柏」をイメージした3種類の味で提供。カスタードクリーム×ブルーベリージャムや、紅茶カスタードクリーム×ラズベリージャムなど、異なる味わいのパイを楽しめます。
- 提供期間:2025年2月22日(土)~4月20日(日)
- 料金:単品 ¥2,200 / ドリンクセット ¥3,000
MURAI’S HERO 抹茶

村井吉兵衛のたばこ「HERO」をモチーフにした、抹茶限定版のチョコレート菓子も登場。京都らしい風味が堪能できる、抹茶のほろ苦さと柚子の爽やかさが特徴です。
- 料金:¥1,600(テイクアウト限定)
- 提供期間:2025年2月22日(土)~5月中旬
館内ガイドツアー

長楽館内の貴重な部屋を巡るガイドツアーも実施。普段は非公開の御成の間や茶室「長楽庵」も見学可能です。ツアー後には、カフェでお楽しみいただけます。
- 実施期間:2025年3月4日(火)~5月27日(火)
- 予約制・人数限定
記念ステイプラン
長楽館に泊まりながら、京都市文化財保護課職員による特別ツアーも体験できる、記念ステイプランも販売。建物の文化的背景や建築の特徴を1時間かけて解説し、より深く長楽館を学べます。
- 提供日:2025年4月26日(土)・5月11日(日)・5月24日(土)
長楽館オリジナルノベルティ

記念スイーツやガイドツアーを利用したお客様、オンラインストアで一定額以上を購入されたお客様には、村井吉兵衛のたばこ「HERO」パッケージを模したオリジナルブレンドティーがプレゼントされます。
- 配付期間:2025年2月22日(土)~なくなり次第終了
長楽館の歴史と文化

長楽館は、明治時代の煙草王として名を馳せた実業家村井吉兵衛が建設した洋館です。1909年に竣工し、国内外の賓客をもてなす場として利用されてきました。2024年12月には国の重要文化財に指定され、今も多くの人々に愛されています。
- 所在地:〒605-0071 京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604
- 公式サイト:長楽館公式ホームページ
メディアお問い合わせ先:
株式会社長楽館 広報担当
TEL:075-551-0005
■プレスリリース配信元-株式会社長楽館
https://companydata.tsujigawa.com/company/4130001009461/
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