蓄電容量162.4MWh、PCS出力40MWの特別高圧蓄電所へ導入予定。
再生可能エネルギーの導入拡大と電力需給バランスの安定化に貢献
株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕、証券コード:485A)は、バンプージャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ピタックティーラタム・ニティ)が主たる出資者として、栃木県日光市に新設する特別高圧蓄電所「日光蓄電所」向けに、同社製の系統用蓄電システム「Mega Power 2500」計72台を受注しました。本案件における定格蓄電容量は162.4MWh、PCS出力は40MWを予定しており、一般世帯約15,200世帯の1日分の電力消費量に相当する大規模な系統用蓄電池プロジェクトとなります。運転開始は2029年を予定しています。
「日光蓄電所」は、日光バッテリー合同会社が事業者として開発を進める特別高圧蓄電所です。東京エリアの電力系統に接続し、電力の充放電を行うことで、電力需給バランスの安定化に寄与します。また、太陽光発電や風力発電など、天候や時間帯によって発電量が変動する再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を支える重要なインフラとしての役割も期待されています。
栃木県日光市に新設される「日光蓄電所」とは
今回、パワーエックスが系統用蓄電システムを受注した「日光蓄電所」は、栃木県日光市に新設される特別高圧蓄電所です。同蓄電所は、電力系統に接続して電力を蓄え、必要に応じて放電することで、電力需要と供給のバランスを調整する役割を担います。再生可能エネルギーの導入が進むなか、発電量の変動を吸収し、電力の安定供給を支える系統用蓄電池の重要性は年々高まっています。
特に、太陽光発電は日中の発電量が多く、夜間や天候不良時には発電量が減少するため、余剰電力を蓄電し、必要な時間帯に供給できる蓄電システムの整備が不可欠です。「日光蓄電所」は、こうした電力システムの課題解決に寄与する施設として期待されています。
系統用蓄電システム「Mega Power 2500」72台を導入
今回導入されるのは、パワーエックスが岡山県玉野市で生産する系統用蓄電システム「Mega Power 2500」です。「Mega Power 2500」は、10フィートコンテナサイズの系統用蓄電システムで、リン酸鉄リチウムイオン電池、いわゆるLFP電池を採用しています。1台あたりの公称容量は2,507kWh、定格容量は2,256kWhであり、大規模蓄電所や再生可能エネルギー関連施設に適した蓄電システムです。
今回の「日光蓄電所」向けには、「Mega Power 2500」合計72台を納入する予定です。合計定格蓄電容量は162.4MWhとなり、地域の電力系統における需給調整機能の強化に貢献します。
蓄電容量162.4MWh、一般世帯約15,200世帯分の1日分に相当
「日光蓄電所」の定格蓄電容量は162.4MWhです。これは、一般世帯約15,200世帯の1日分の電力消費量に相当する規模とされています。大容量の蓄電池を電力系統に接続することで、電力需要が少ない時間帯や再生可能エネルギーの発電量が多い時間帯に電力を蓄え、需要が高まる時間帯に放電することが可能になります。
これにより、電力系統全体の安定性を高めるとともに、再生可能エネルギーの有効活用を促進します。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、系統用蓄電池は今後さらに重要な役割を担うと考えられています。
経済産業省・資源エネルギー庁の補助事業にも採択
本事業は、経済産業省・資源エネルギー庁が主管する「令和7年度 再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されています。同補助事業は、再生可能エネルギーの導入拡大に必要となる電力貯蔵システムの導入を支援するものです。系統用蓄電池の導入を促進することで、再生可能エネルギーの出力変動への対応や、電力需給の安定化を図ることを目的としています。
「日光蓄電所」は、こうした国のエネルギー政策とも連動しながら、地域および広域の電力インフラを支えるプロジェクトとして開発が進められます。
バンプージャパン出資の特別高圧蓄電所向けでは3拠点目の受注
パワーエックスによる、バンプージャパンが出資する特別高圧蓄電所向けの系統用蓄電システム受注は、福島県および宮崎県に続き、今回の栃木県日光市「日光蓄電所」で3拠点目となります。今回の受注により、バンプージャパン関連の特別高圧蓄電所向けにおけるパワーエックスの累計受注台数は152台となりました。
パワーエックスは、今後もバンプージャパンとの連携を通じて、国内における系統用蓄電池の普及拡大を推進し、日本のカーボンニュートラル実現に貢献していく方針です。
受注製品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 系統用蓄電システム「Mega Power 2500」 |
| メーカー | 株式会社パワーエックス |
| 受注台数 | 72台 |
| サイズ | 10フィートコンテナ、ISO規格 |
| 電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池、LFP電池 |
| 蓄電容量 | 公称容量2,507kWh/定格容量2,256kWh、1台あたり |
| 生産地 | 岡山県玉野市 |
日光蓄電所の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拠点名 | 日光蓄電所 |
| 所在地 | 栃木県日光市 |
| 事業者 | 日光バッテリー合同会社 |
| 主な出資者 | バンプージャパン株式会社 |
| 蓄電コンテナ数 | 72台 |
| 定格蓄電容量 | 162.4MWh |
| PCS出力 | 40MW |
| 運転開始時期 | 2029年予定 |
| 接続エリア | 東京エリアの電力系統 |
今後の展望
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力系統の安定化を支える蓄電システムの需要は今後さらに高まることが見込まれます。特に、系統用蓄電池は、太陽光発電や風力発電などの変動電源を有効活用するうえで欠かせない存在です。パワーエックスは、岡山県玉野市で生産する系統用蓄電システム「Mega Power 2500」を通じて、国内の蓄電インフラ整備を推進しています。今回の「日光蓄電所」向け受注をはじめ、各地で進む大規模蓄電所プロジェクトへの製品供給を通じて、電力の安定供給と脱炭素社会の実現を支えていきます。
会社概要
株式会社パワーエックス
株式会社パワーエックスは、蓄電池を軸としたエネルギーソリューションを展開する企業です。岡山県玉野市に生産拠点を構え、系統用蓄電システムをはじめとする蓄電池関連製品の開発・製造を行っています。
本社:岡山県玉野市
代表者:取締役 代表執行役社長CEO 伊藤 正裕
証券コード:485A
バンプージャパン株式会社
バンプージャパン株式会社は、エネルギー関連事業を展開する企業です。今回の「日光蓄電所」では、日光バッテリー合同会社の主たる出資者として、特別高圧蓄電所の開発を推進しています。
本社:東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 ピタックティーラタム・ニティ
記事要約(Summary)
株式会社パワーエックスは、栃木県日光市に新設される特別高圧蓄電所「日光蓄電所」向けに、系統用蓄電システム「Mega Power 2500」72台を受注しました。定格蓄電容量は162.4MWh、PCS出力は40MWで、一般世帯約15,200世帯の1日分の電力消費量に相当する規模です。「日光蓄電所」は、日光バッテリー合同会社が事業者として開発を進め、2029年の運転開始を予定しています。東京エリアの電力系統に接続し、電力需給バランスの安定化や再生可能エネルギーの導入拡大に貢献することが期待されています。
本事業は、経済産業省・資源エネルギー庁の補助事業にも採択されており、国内の系統用蓄電池市場における重要なプロジェクトの一つです。パワーエックスは今後も、バンプージャパンとの連携を通じて、日本のカーボンニュートラル実現に貢献していく方針です。
■プレスリリース配信元-株式会社パワーエックス
https://companydata.tsujigawa.com/company/7010401159056/
























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