アメリカ政治の流れを読み解く一冊
同志社大学の元学長であり、アメリカ政治外交史の権威である村田晃嗣教授の新刊『大統領たちの五〇年史――フォードからバイデンまで』が、2024年9月26日に新潮社より刊行されます。本書は、1974年のニクソン大統領辞任からバイデン大統領までの約50年間にわたり、アメリカの9人の大統領がどのように国を動かしてきたのかを詳細に探ります。
超大国を動かした9人のリーダーたち
本書では、フォード、カーター、レーガン、ブッシュ父子、クリントン、オバマ、トランプ、そしてバイデンの政権における内政と外交の展開、重要な事件、そして日米関係の変遷を深く掘り下げています。これまでの政治的背景やリーダーたちの個性を交えながら、アメリカの未来を考える上で必読の一冊です。
目次の一部を紹介
- プロローグ――二〇二一年一月二〇日
- 第一章 ジェラルド・フォードの「癒し」とデタントの黄昏
- 第二章 ジミー・カーターの人権外交と挫折
- 第三章 「われわれが勝ち、彼らが負ける」――レーガンの時代
- 第四章 外交の勝利と内政の敗北――ジョージ・H・ブッシュ政権
- 第五章 ホワイトハウスのベビーブーマー――クリントンの台頭と汚辱
- 第六章 「放蕩息子」、テロと闘う――ブッシュ・ジュニア政権の果敢な失敗
- 第七章 「変化!」――バラク・オバマの挑戦と逆風
- 第八章 トランプ対バイデン――死闘
- エピローグ――二〇二五年一月二〇日
(以上、本書「目次」より)
著者プロフィール
村田晃嗣(むらた・こうじ)
1964年、神戸市生まれ。同志社大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。ジョージ・ワシントン大学留学、広島大学総合科学部助教授、同志社大学法学部助教授などを経て、2005年より同志社大学法学部教授。2013年から16年まで同志社大学学長を務める。著書に『大統領の挫折――カーター政権の在韓米軍撤退政策』(アメリカ学会清水博賞、サントリー学芸賞受賞)、『戦後日本外交史』(共著、吉田茂賞受賞)、『トランプ vs バイデン――「冷たい内戦」と「危機の20年」の狭間』、『映画はいつも「眺めのいい部屋」――政治学者のシネマ・エッセイ』など。
「大統領たちの五〇年史」書籍情報
- タイトル:大統領たちの五〇年史――フォードからバイデンまで
- 著者名:村田晃嗣
- 発売日:2024年9月26日
- 定価:1,980円(税込)
- ページ数:320ページ
- 出版社:新潮社
- ISBN:978-4-10-603916-4
- 購入:Amazonで購入
今後のアメリカ政治を理解するための手助けとなる本書をぜひご一読ください。詳細は新潮社の公式サイトをご覧ください。
■プレスリリース配信元-株式会社新潮社
https://companydata.tsujigawa.com/company/1011101009060/
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