キワ・アート・アンド・デザイン株式会社
東京都防災ブック配布事業のデザインディレクションを担当

東京都が関東大震災から100年を契機として都民の自助・共助の意識向上を目指す防災ブック配布事業において、デザインコンサルティングファームのキワ・アート・アンド・デザイン株式会社（本社：東京都文京区本駒込、代表取締役：平賀俊孝）がデザインディレクションを行ったことをお知らせします。

この事業では、日本初の本格的なEVキャンピングカーブランドであるCarstay株式会社ブランド「moonn.」の「T-01」およびHW ELECTRO株式会社の「ELEMO-K」を配布車両として採用し、それぞれの車両に防災意識を高める象徴的なラッピングデザインを施しました。また、配布スタッフのユニフォームデザインや身分証、配布物の一部などもデザインし、一貫したビジュアルアプローチを実現しました。

視覚的なデザインだけでなく効果の最大化を目的にデザイン

キワ・アート・アンド・デザイン株式会社は、単に視覚的なデザイン提供を超え、防災ブックが配布されることによって期待できる効果の最大化を目的にデザインが活用されました。防災ブックの配布という活動の目的を明確に伝えるためにデザインが与える体験を何度もシミュレートし、不安を煽ることなく、希望と行動を促すポジティブなメッセージングを行いました。東京都民の自助・共助の意識向上と災害への備え強化、これらへの貢献が目指すところです。

代表からのメッセージ

代表の平賀は、「デザイン」の出番は本来なかったと言えますが、東京都民への防災に関わる意識の向上にデザインが果たせる役割は大きいのではないか、という問いから大きな輪となる取り組みに発展していきました。少しでも多くの方が、この小さな仕掛けの波紋が届きますように、と願っております。私たちは、デザインがもたらす社会的影響力を信じ、創造的な解決策を提供することで、社会的課題に積極的に取り組み、持続可能な社会の構築にこれからも貢献していく所存です」とコメントしています。

東京都防災ブック配布事業は、令和5年11月1日から令和6年3月末までの間に都内全世帯へ防災ブック「東京くらし防災（STEP1 行動編）」と「東京防災（STEP2 知識編）」を配布します。詳細は東京都防災ホームページをご覧ください。

キワ・アート・アンド・デザイン株式会社

キワ・アート・アンド・デザイン株式会社は、東京都文京区にデザインスタジオを持つデザインコンサルティングファームです。企業のパーパスブランディングから、企画商品開発に関わるコンサルティング、プロダクトデザイン、カーデザインまで専門知識を持ったメンバーが支援を行なっています。「問う」ことに関する著書も発行「FUTURE DESIGN 未来を、問う。夢想が生み出すスペキュラティヴ・デザインと未来のつくりかた」（2021年3月）があります。

■プレスリリース配信元-キワ・アート・アンド・デザイン株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/5021003007281/