株式会社囲碁将棋チャンネルは、藤井聡太王将と豊島将之銀河が対局中の思考や読み筋を言葉にしながら指す特別番組『藤井聡太王将 vs 豊島将之銀河~読み筋公開対局2026~』を、2026年8月30日(日)20時から放送・配信する。番組はCS放送「囲碁・将棋チャンネル」と、YouTubeチャンネル「囲碁将棋プラス」で独占公開される。「囲碁将棋プラス」での視聴は、月額990円(税込)のゴールドプラス会員限定となる。
トップ棋士の頭の中をのぞく「読み筋公開対局」

将棋の対局を観戦していると、「棋士は今、何を考えているのか」「この一手にはどのような狙いがあるのか」と疑問に感じることがある。今回放送される『読み筋公開対局2026』は、そうした将棋ファンの疑問に応えるため、対局者が自身の思考を口に出してから指すという特別ルールを採用した番組だ。
通常の公式対局では聞くことのできない、トップ棋士の読み筋や局面に対する評価、次の一手を選ぶまでの思考過程が明らかになる。将棋界でも前例の少ない、棋士の頭の中に迫る対局番組となっている。
藤井聡太王将と豊島将之銀河が特別対局
読み筋公開対局に挑戦するのは、第75期王将位の藤井聡太竜王・名人と、第33期銀河位の豊島将之九段。藤井王将と豊島銀河は、それぞれ個室に入り、パソコンを使用した通信対局を行う。対局のMCは室谷由紀女流三段、解説は髙見泰地七段が担当し、両棋士が言葉にする読み筋を確認しながら、対局の展開を見届ける。
振り駒の結果、藤井王将が先手に決定。藤井王将は初手から、自身が考えていることを丁寧に言葉にしながら指し進め、子どもの頃に経験したネット対局に関するエピソードも披露するという。
1手60秒未満の早指しで思考を公開
今回の読み筋公開対局では、通常の将棋対局とは異なる独自ルールが設定されている。
読み筋公開対局の主なルール
- 対局者はそれぞれ個室に入り、パソコンを使用して通信対局を行う
- 持ち時間は設定せず、初手から1手60秒未満で指す
- 自分の手番では、その時点で考えていることを必ず話す
- 相手の手番では、話をしなくてもよい
限られた時間の中で次の一手を考えるだけでなく、自身の読み筋や局面の判断を分かりやすく説明しなければならないため、両棋士には通常の対局とは異なる集中力が求められる。将棋の技術だけでなく、棋士がどのような順序で局面を読み、候補手を比較しているのかを知ることができる点も、番組の大きな見どころだ。
藤井王将「不安しかないです」と笑顔
番組内で特別ルールの説明を受けた藤井王将は、自身について、対局中に感じている形勢が表情に出るタイプだとよく言われると説明。その感覚を言葉にして伝えたいと意気込みを語った。一方、豊島銀河は、普段の対局よりも緊張感があるとコメント。感想戦などでも、話しながら考えることは得意ではないと明かした。
両棋士が不安を口にする中、藤井王将が「不安しかないです(笑)」と笑顔を見せる場面もあり、普段の公式対局とは異なる和やかな雰囲気も収録されている。
一度だけ使用できる特別ルール「黙秘券」
本局では、読み筋を話さなくてもよい「黙秘券」という特別なカードも用意される。
黙秘券のルール
- 自分の手番で一度だけ使用できる
- 黙秘券を使用した手番では、考えていることを話さなくてもよい
- 対局中であれば、どのタイミングでも使用できる
豊島銀河は「3枚ぐらいほしい(笑)」と話し、中盤から終盤にかけての重要な局面で使いたいとの考えを示した。藤井王将も、1回しか使えない黙秘券をどこで使用するかが勝負のポイントになると分析。両棋士が勝負どころを隠すために使うのか、時間が足りない局面で使用するのか、そのタイミングにも注目が集まる。
読み筋を伝えながら熱戦を目指す
対局前の意気込みについて、藤井王将は、不安と楽しみの両方があるとコメントした。自身も将棋の対局を観戦する際、対局者が何を考えているのか気になることがあるといい、今回の番組では視聴者に分かりやすく思考を伝えたいと語っている。豊島銀河も、ファンに読み筋を分かりやすく説明するとともに、対局自体でも熱戦を見せられるように頑張りたいと意気込んだ。
局面の解説だけに集中すると対局がおろそかになり、勝負に集中すると説明が難しくなる可能性もある。トップ棋士の二人が、言語化と勝負をどのように両立させるのかが見どころとなる。
藤井聡太王将らの貴重な私服姿も公開

番組では、藤井聡太王将、豊島将之銀河、MCの室谷由紀女流三段、解説の髙見泰地七段が私服で出演する。将棋棋士は公式対局やイベントで和装、スーツを着用する機会が多いことから、出演者4人の私服姿は貴重な映像となる。対局中の真剣な表情だけでなく、オフショットや通常の棋戦とは異なるリラックスした姿も楽しめる内容だ。
『読み筋公開対局2026』放送・配信情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 藤井聡太王将 vs 豊島将之銀河~読み筋公開対局2026~ |
| 放送・配信日時 | 2026年8月30日(日)20時~ |
| 対局者 | 藤井聡太王将、豊島将之銀河 |
| MC | 室谷由紀女流三段 |
| 解説 | 髙見泰地七段 |
| CS放送 | 囲碁・将棋チャンネル |
| YouTube配信 | 囲碁将棋プラス |
| YouTube視聴条件 | ゴールドプラス会員限定 |
| 月額料金 | 990円(税込) |
「囲碁・将棋チャンネル」の公式サイトおよびYouTubeチャンネル「囲碁将棋プラス」から、番組や視聴方法の詳細を確認できる。
「囲碁・将棋チャンネル」について
「囲碁・将棋チャンネル」は、株式会社東北新社のグループ会社である株式会社囲碁将棋チャンネルが運営する、囲碁と将棋の専門チャンネル。「ALSOK杯王将戦」の独占生中継をはじめ、囲碁の公式棋戦「竜星戦」、将棋の公式棋戦「銀河戦」の主催、放送、配信を行っている。
そのほか、実戦に役立つ講座番組、主要棋戦の棋譜解説、棋士やゲストを招いたトーク番組、棋界の最新情報を紹介するニュース番組など、囲碁・将棋に関する番組を24時間放送している。
株式会社囲碁将棋チャンネルの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社 囲碁将棋チャンネル |
| 英文社名 | IGO & SHOGI CHANNEL INC. |
| チャンネル名 | 囲碁・将棋チャンネル |
| チャンネル設立 | 1990年8月2日 |
| 所在地 | 〒102-0076 東京都千代田区五番町7-2 日本棋院会館B1F |
| 資本金 | 8,800万円 |
| 代表取締役社長 | 山口哲史 |
| 株主 | 株式会社東北新社、公益財団法人日本棋院、公益社団法人日本将棋連盟 |
記事要約(Summary)
藤井聡太王将と豊島将之銀河が、自身の読み筋や局面に対する考えを言葉にしながら指す特別番組『藤井聡太王将 vs 豊島将之銀河~読み筋公開対局2026~』が、2026年8月30日(日)20時から放送・配信される。対局は1手60秒未満の早指しで行われ、自分の手番では考えていることを必ず話すという前代未聞のルールを採用。一度だけ思考を話さずに指せる「黙秘券」も用意され、その使用タイミングが勝負の鍵を握る。
番組はCS放送「囲碁・将棋チャンネル」とYouTubeチャンネル「囲碁将棋プラス」で独占公開。「囲碁将棋プラス」では、月額990円(税込)のゴールドプラス会員限定で配信される。トップ棋士がどのように局面を読み、次の一手を決断しているのかを知ることができる、将棋ファン注目の特別対局となりそうだ。
■企業ニュース対象-株式会社東北新社























この記事へのコメントはありません。