秋田堅司氏が新社長
ななもり。氏は制作・育成に専念
エンターテインメントユニット「すとぷり」などをプロデュースする株式会社STPRは、創立8周年を迎えた2026年6月15日、新たな経営体制への移行を発表した。創業者で代表取締役社長を務めてきた柏原真人/ななもり。氏は社長職を退き、今後は「取締役プロデューサー」としてクリエイティブ領域を担当する。新たな代表取締役社長には、これまで取締役副社長を務めてきた秋田堅司氏が就任した。
経営とクリエイティブの役割を明確化することで、STPRの組織基盤を強化し、所属クリエイターの活動支援や新たなエンターテインメントコンテンツの創出を加速させる。
STPRが創立8周年に合わせて組織体制を変更
STPRは2026年6月15日、公式サイトで「新経営体制に関するお知らせ」を公開した。今回の体制変更では、柏原真人/ななもり。に代わり、取締役副社長の秋田堅司氏が代表取締役社長に就任。ななもり。は取締役プロデューサーとして引き続きSTPRに残り、コンテンツ制作や所属グループの発掘・育成などを担当する。STPRは2018年6月15日、エンターテインメントユニット「すとぷり」のリーダーであるななもり。によって設立された。今回の発表日は、同社にとって創立8周年の節目にあたる。
同社は新体制について、所属クリエイターやスタッフがこれまで以上にクリエイティビティと情熱を発揮できる環境を整え、エンターテインメントの可能性に挑戦していくためのものと説明している。また、今後は新たなパートナー企業がSTPRの成長を支援する形で、経営に参画することも明らかにされた。
秋田堅司氏がSTPRの代表取締役社長に就任
新たにSTPRの代表取締役社長へ就任した秋田堅司氏は、ゲームや漫画をはじめとしたエンターテインメント業界で事業成長を推進してきた人物だ。スクウェア・エニックスなどでの経験を持ち、2024年10月からSTPRの取締役として経営に参画。2025年5月には取締役副社長に就任し、経営基盤や組織体制の強化に携わってきた。秋田氏は今回の就任にあたり、自身の役割を「STPRで働くスタッフ、そしてそのチームのプロデューサー」と表現している。クリエイターが生み出すコンテンツだけでなく、その活動を支えるスタッフにもクリエイティビティと情熱が必要だとし、両者の力を掛け合わせることが、リスナーへ「楽しい」を届けるために欠かせないとの考えを示した。
今後は、意欲を持ったスタッフが互いに高め合い、現在の限界を超えて成長できる環境を構築するとともに、クリエイターと一緒に挑戦し続けられる「最強のチーム」をつくることを自身のミッションとして掲げている。
ななもり。は「取締役プロデューサー」としてSTPRに残留
代表取締役社長を退任したななもり。は、STPRを離れるわけではない。今後は取締役プロデューサーとして、同社の中核となるコンテンツの創出や、所属クリエイター・グループの発掘、育成などを全面的にリードする。STPRによると、ななもり。は引き続きプロデュース活動を担い、新しい企画やプロジェクトの創出に注力するという。経営面を秋田氏が中心となって支え、ななもり。がクリエイティブ領域に集中することで、STPRの成長とコンテンツ制作の両方を強化する体制となる。
秋田氏もリスナーに向けたメッセージの中で、ななもり。が今後もSTPRのプロデューサーであり、所属クリエイターを支える存在であることに変わりはないと説明している。
ななもり。「誰かひとりに頼らなくても続いていく場所に」
ななもり。は、STPR創立8周年と新経営体制の発表に合わせて、リスナーに向けたメッセージを公開した。8年前、すとぷりの活動をより大きく、自由に展開するために始めたSTPRが、多くのリスナーや関係者に支えられる場所へ成長したことへの感謝を伝えている。そのうえで、これまでの8年間にわたって「この楽しいを、どうすればずっと届け続けられるのか」を考えてきたと説明。これまでは多くの責任を自身が背負ってきたものの、一人で担い続ける体制には限界があると感じていたという。
今回、信頼できるパートナー企業や秋田氏をはじめとする経営チームを迎えたことで、特定の一人に頼るのではなく、より遠く、より長く「楽しい」を届け続けられる組織を目指す。ななもり。は今回の体制について、長年思い描いてきた形に近づくための第一歩だと説明。今後もさまざまなプロデュース、新企画、新プロジェクトの立ち上げに全力を注ぐ姿勢を示した。
また、会社や活動の形が今後少しずつ変化する可能性にも触れながら、すべてはSTPRをより強く、長く続く場所にするための変化だとしている。
秋田堅司氏「クリエイターと挑戦できる最強のチームをつくる」
秋田氏は、代表取締役社長への就任にあたり、リスナーに向けて初めてのメッセージを公開した。創立8周年という特別な日に経営体制の変更を発表したことで、驚いたリスナーもいるとしたうえで、ななもり。のプロデューサーとしての立場や、所属クリエイターを支える役割は変わらないと強調した。秋田氏は、ななもり。をはじめとするSTPRのクリエイターが、日々クリエイティビティと情熱を持ってコンテンツを制作している一方、その活動を支えるスタッフも同じ情熱を持って仕事に取り組んでいると説明した。
クリエイターとスタッフの力を掛け合わせることで、リスナーにより多くの「楽しい」を届けられるとの考えから、スタッフが集まり、互いに高め合い、成長できる環境を整備していく。
経営者として組織を支えるだけでなく、スタッフやチームをプロデュースする立場から、クリエイターとともに挑戦し続けられる体制づくりを進める。
外部パートナー企業もSTPRの経営に参画
STPRは今回の発表で、新たなパートナー企業とともに事業成長を目指すことも明らかにした。具体的な企業名や参画方法などの詳細は発表されていないものの、外部企業がSTPRの成長を支援する形で経営に加わるとしている。STPRは、すとぷりをはじめとした所属クリエイターのプロデュースに加え、音楽、ライブ、動画、グッズ、ゲームなど、エンターテインメントに関連する幅広い事業を展開している。
外部パートナーの経営参画と新代表の就任により、事業運営や組織体制を強化し、国内外に向けたコンテンツ展開をさらに推進していくものとみられる。
STPRの理念は「クリエイティビティと情熱で、世界をもっと楽しくする」
STPRは、企業としてのパーパスに「クリエイティビティと情熱で、世界をもっと楽しくする。」を掲げている。英語では「Making the world more joyful through passion and creativity.」と表現されており、クリエイターとスタッフが持つ創造性や情熱によって、世界中へ楽しさを届けることを目指している。今回の新経営体制でも、この理念は引き継がれる。秋田氏が経営と組織づくりを担い、ななもり。がクリエイティブ領域をリードすることで、経営基盤とコンテンツ制作の両面を強化する。
STPRは新たな経営体制のもと、所属クリエイターや事業に関わるスタッフがこれまで以上に能力を発揮できる環境を整え、エンターテインメントの可能性に挑戦し続けるとしている。
記事要約(Summary)
株式会社STPRは、創立8周年を迎えた2026年6月15日、新たな経営体制を発表した。これまで代表取締役社長を務めてきた柏原真人/ななもり。は社長職を退き、今後は取締役プロデューサーとして、コンテンツ制作や所属クリエイターの発掘・育成などのクリエイティブ領域を担当する。新たな代表取締役社長には、2024年からSTPRの経営に参画してきた秋田堅司氏が就任。組織基盤やスタッフの成長環境を整え、クリエイターとともに挑戦できるチームづくりを進める。
外部パートナー企業の経営参画も予定されており、STPRは経営とクリエイティブの役割を分担しながら、組織としての持続的な成長を目指す。ななもり。がSTPRを離れるわけではなく、今後もプロデューサーとしてコンテンツや所属クリエイターを支える点が、今回の体制変更における重要なポイントとなる。
■企業ニュース対象-株式会社STPR
























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