HBC北海道放送、アイヌ民族への差別・ヘイト問題を追い続けた報道活動が「第63回ギャラクシー賞」報道活動部門で選奨を受賞

アイヌ民族への差別・ヘイト問題

10年にわたる継続報道と、
行政対応に変化をもたらした調査報道の実績が高く評価

HBC北海道放送が長年にわたり取り組んできた「アイヌ民族への差別・ヘイト問題」に関する一連の報道活動が、第63回(2025年度)ギャラクシー賞の報道活動部門において、選奨を受賞しました。受賞対象となったのは、HBC北海道放送の報道部・山﨑裕侍デスク、HBCフレックスの石栗教行デスク、中原達也記者、磯貝拓記者、馬場佑里香記者らによる、アイヌ民族への差別やヘイト問題をめぐる継続的な報道活動です。

本報道は、社会の中で見過ごされがちな差別やヘイトの問題に対して、10年にわたり正面から向き合い続けてきた点が評価されました。専門家と連携したファクトチェックや、粘り強い調査報道を通じて、行政の対応にも変化を促した実績が、報道活動として高く評価されています。

第63回ギャラクシー賞 報道活動部門で選奨を受賞

ギャラクシー賞は、NPO法人放送批評懇談会が主催する、優れた放送番組・個人・団体の活動を表彰する賞です。今回、HBC北海道放送の「10年にわたるアイヌ民族への差別・ヘイト問題の報道活動と行政を動かした実績」は、第63回(2025年度)ギャラクシー賞の報道活動部門で選奨に選ばれました。HBC北海道放送がギャラクシー賞で選奨を受賞するのは、第59回ギャラクシー賞(2022年度)テレビ部門で選奨を受賞した「ネアンデルタール人は核の夢を見るか~“核のごみ”と科学と民主主義~」以来となります。

2026年6月1日(月)に行われた贈賞式には、報道部の山﨑裕侍デスクが代表して出席し、賞状が贈られました。

アイヌ民族への差別・ヘイト問題に10年にわたり向き合った報道姿勢

今回の受賞では、アイヌ民族への差別・ヘイト問題という、社会的に重要でありながらも、時に扱うことが難しいテーマに対して、HBC北海道放送が長期間にわたり継続的に報道してきた姿勢が評価されました。講評では、同問題に「触れない空気」に抗い、専門家と連携したファクトチェックや調査報道を重ねてきた点が高く評価されています。報道によって、行政の鈍い対応に変化を引き出したことも、公共性の高いジャーナリズム活動として注目されました。

また、外部からの執拗な圧力に対して、会社として記者を守り抜く姿勢や、若手記者の育成に取り組む組織体制についても、ジャーナリズムの自由を体現する模範的な取り組みとして評価されています。

講評で評価されたポイント

今回の受賞にあたり、講評では主に以下の点が評価されました。

  • アイヌ民族への差別・ヘイト問題に10年にわたり向き合い続けた継続性
  • 社会に存在する「触れない空気」に抗い、問題を可視化した報道姿勢
  • 専門家と連携したファクトチェックによる正確性の追求
  • 粘り強い調査報道によって行政対応に変化を促した実績
  • 若手記者の育成につながる報道現場の取り組み
  • 外部からの圧力に対し、会社一丸となって記者を守る組織体制
  • ジャーナリズムの自由を支える姿勢と報道機関としての責任感

これらの取り組みは、地域放送局による報道活動の意義を改めて示すものとなりました。

HBC北海道放送の3作品が奨励賞も受賞

今回の第63回ギャラクシー賞では、HBC北海道放送の以下の3作品も奨励賞を受賞しています。

クマと民主主義~小さな村が見つけたヒント~

デジタル戦略部・幾島奈央さんによる作品です。地域社会が直面する課題をテーマに、住民や行政、社会のあり方を見つめた内容として評価されました。

ドキュメンタリー「解放区」「罪と償い~事件を裁いた先に~」

報道部・三栗谷晧我記者による作品です。事件を裁いた後に残される課題や、罪と償いをめぐる深いテーマに向き合ったドキュメンタリーとして注目されました。

北海道fact「ロバ紀行~元新聞記者と相棒クサツネの900km~」

報道部・田中未来記者による作品です。元新聞記者と相棒のロバ「クサツネ」による900kmの旅を通じ、北海道の地域や人々の姿を描いた作品です。

地域報道の役割とジャーナリズムの重要性を示す受賞に

HBC北海道放送

HBC北海道放送は、北海道に根ざす報道機関として、地域社会が抱える課題や、全国的にも重要な社会問題を継続的に取材・発信してきました。今回選奨を受賞した「アイヌ民族への差別・ヘイト問題」に関する一連の報道は、単なる問題提起にとどまらず、行政の対応に変化を促すなど、報道が社会に果たす役割を示すものとなりました。また、報道に対する外部からの圧力がある中でも、記者を守り、取材・報道の自由を支える組織体制は、これからのジャーナリズムにとっても重要な示唆を与えています。

HBC北海道放送は今後も、地域に根ざした視点と公共性の高い報道活動を通じて、社会課題の可視化と解決に向けた情報発信を続けていきます。

関連情報

NPO法人放送批評懇談会
ギャラクシー賞 公式サイト
https://www.houkon.jp/galaxy-award/

お問い合わせ

HBC北海道放送
総務部 広報担当

TEL:011-232-5821
受付時間:平日10:00~17:30


記事要約(Summary)

HBC北海道放送が10年にわたり取り組んできた「アイヌ民族への差別・ヘイト問題」に関する一連の報道活動が、第63回(2025年度)ギャラクシー賞の報道活動部門で選奨を受賞しました。専門家と連携したファクトチェックや調査報道、行政対応に変化を促した実績、外部からの圧力に対して記者を守る組織体制などが高く評価されました。また、HBC北海道放送の3作品も奨励賞を受賞しており、地域報道とジャーナリズムの重要性を改めて示す受賞となりました。

■プレスリリース配信元-北海道放送株式会社

https://companydata.tsujigawa.com/company/6430001022390/

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