Zabbix拡張により、多数サーバの一元監視を短時間で立ち上げ。
異常時ログの自動送信とAIログ分析で、アクセス前の状況把握と初動対応の省力化を支援
株式会社メディアフュージョン(本社:大阪市北区、代表取締役:榊原 淳、以下「当社」)は、外部の脅威リスクが高いインターネット公開サーバを中心に、多数サーバの一元監視とインシデント初動対応の省力化を支援する「MF自己防御型サーバ統合監視システム」を、2026年夏より提供開始する予定です。
本システムは、サーバ監視分野で広く利用されているオープンソースソフトウエア「Zabbix」をベースに、当社独自の拡張機能を追加した統合監視ソリューションです。監視設計の標準化、Dockerによる短時間導入、異常時ログの自動送信、アクセス過多対策、脆弱性・構成の一元管理、さらに生成AIを活用したログ分析支援などを組み合わせることで、「導入の早さ」と「初動の早さ」を両立します。

担当者が異常発生後にまずサーバへログインして状況確認を行う従来型の対応フローでは、初動判断に時間がかかるだけでなく、対応品質のばらつきや運用負荷の増加も課題となっていました。本システムは、必要ログの自動収集・送信と状況整理の支援により、サーバへアクセスする前の段階で状況把握を可能にし、より迅速かつ標準化されたインシデント対応を実現します。
公開サーバ運用では、予兆把握と初動判断のスピードが重要に
インターネット公開サーバの運用では、外部からの攻撃、不正アクセス、急激なアクセス増加、ボットによる過剰なクローリングなど、さまざまなリスクに日常的に対応する必要があります。近年はAI関連のクローリング増加などもあり、従来以上に異常の予兆把握と初動判断のスピードが求められています。
一方で、管理対象サーバが増えるほど、監視設定のばらつき、担当者ごとの判断差、異常発生時の確認手順の煩雑化といった問題が生じやすくなります。特に、「まずログインして状況を確認する」という手順は、インシデント対応の現場でボトルネックになりやすく、初動の遅れや属人化を招く要因にもなります。
こうした課題に対し、当社はZabbixを基盤に、監視の取得項目・しきい値・通知先などのテンプレート化、異常時ログの自動送信、初動の自動アクション、AIによるログ分析支援などを組み合わせ、多数サーバを同一基準で監視しながら、初動対応の負荷を抑える仕組みを構築しました。
製品の特長
1.Zabbixの導入・設定を迅速化
監視設計の標準化により、構築作業を効率化
Zabbixによる監視は、各サーバに配置するZabbix Agentと、集中監視を行うZabbix Serverで構成されます。本システムでは、代表的なアプリケーションやサービスを想定した監視設計をテンプレート化することで、取得項目・しきい値・通知先・ログ送信設定などを標準化します。まず共通テンプレートを適用し、その後に各サーバやアプリケーションごとの差分のみを調整する運用とすることで、サーバごとの個別調査や設定作業を削減し、多数サーバへの監視導入を短時間で進められる体制を実現します。
Dockerベースで短時間導入を実現
Zabbix本体と当社独自の拡張機能はDockerベースで提供されるため、環境構築や初期セットアップの手順を簡素化できます。これにより、導入開始から運用立ち上げまでの時間短縮を図るとともに、将来的なバージョンアップやメンテナンスにも対応しやすい構成としています。
2.当社独自の拡張機能で、初動対応をさらに省力化
アクセス過多対策を自動化
Zabbix AgentのCPU使用率や通信量などをトリガーとして、アクセス過多を検知した場合には、一定時間、該当IPを自動的に遮断し、必要なログを自動送信します。通常の異常についてはアラートを送信し、運用担当者が状況を把握したうえで次のアクションを判断できるようにします。
近年はボットによる集中的なアクセスも増加しており、悪質なふるまいが確認されるアクセスについては、一時的な遮断を行うことで、公開サーバの安定運用を支援します。
異常挙動検知と緊急対策の自動実行
ランサム攻撃などを想定し、ファイルシステムへの過剰アクセスや異常な挙動を検知した場合には、アラートを発信します。さらに、一定時間継続する場合には、対象サービスの停止などの緊急対策を自動的に実行できる仕組みを備えています。これにより、異常が深刻化する前の初動を支援し、被害拡大の抑制と判断の迅速化を図ります。
アラート履歴・対応状況を時系列で確認
アラートの発生履歴だけでなく、対応状況も時系列で記録・確認できるため、事後分析や再発防止策の検討、報告書作成、担当者間の引き継ぎなどを効率化します。属人的になりやすい障害対応やインシデント対応の記録を可視化することで、運用品質の平準化にもつなげます。
脆弱性・構成の一元管理
OSやミドルウェアのバージョン情報を一元管理し、JVN等で公開される脆弱性情報をAPIで自動取得して比較することで、影響範囲を早期に抽出します。深刻度に応じてアラートを通知する仕組みにより、公開サーバ群の構成管理と脆弱性対応を効率化します。
生成AIによるログ分析支援
Zabbixや対象サーバから送信された各種ログについて、生成AIを活用した分析支援機能を搭載します。アラートや収集ログの要約、相関分析、原因候補の提示、影響範囲の推定、次に取るべきアクション案の提示などを通じて、担当者の判断を支援します。これにより、ログの読み解きや一次切り分けにかかる負荷を軽減し、担当者がサーバへアクセスする前の状況把握をより具体的に行える運用を目指します。
想定ユースケース
公開サーバの異常を早期検知し、初動判断を迅速化
外部公開サーバの監視において、異常発生時に必要ログを自動収集・送信することで、アクセス前に状況を把握しやすくなります。アクセス過多時には一定時間IPを遮断することで、サーバ負荷やサービス影響の抑制にもつなげます。
インシデント初動の省力化
サポート担当者や情報システム部門において、毎回サーバへログインして状況確認を行う負担を軽減し、切り分け用情報の提示、報告、引き継ぎの標準化を支援します。これにより、担当者ごとの対応差を抑えた、再現性の高い運用体制を整備できます。
MSP・運用受託事業者の複数顧客監視にも対応
複数顧客の公開サーバを横断監視するMSP(マネージドサービスプロバイダー)や運用受託事業者においても、共通基準での監視・アラート対応を実現できます。監視品質の平準化や属人化抑制を図りながら、多数サーバ管理の効率向上を支援します。
サポート担当者が操作する画面イメージ

製品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | MF自己防御型サーバ統合監視システム |
| 主要機能 | 1.Zabbixの導入・設定の迅速化 ・監視設計の標準化(テンプレート) ・短時間導入(Docker) 2.Zabbixの拡張機能 ・アクセス過多対策(自動) ・異常挙動検知・緊急対策 ・アラート履歴・時系列確認 ・脆弱性・構成一元管理 ・AIログ分析 |
| 提供形態 | Dockerベースの統合監視サーバ+常駐エージェント(パッケージ販売) |
| 利用対象 | 多数のサーバを一元管理する運用部門・情報システム部門 外部の脅威リスクが高いインターネット公開サーバの監視・インシデント初動対応を担う部署 運用受託(MSP)事業者 CSIRT/セキュリティ運用部門 |
| 価格帯 | お問い合わせください |
| 提供開始時期 | 2026年夏 |
導入までの流れ
①お問い合わせ・無料相談
②オンラインまたはご訪問でのご案内
③ご契約・導入
④必要に応じて対象範囲や運用フローを確認し、環境構築・設定を実施
お問い合わせはこちら
https://www.mediafusion.co.jp/ask2/
会社概要
メディアフュージョンは、Microsoft 365を活用して既存の業務システムをSEaaS(SaaS Extension as a Service)化し、サーバーレスシステムを実現するなど、企業や公的機関のDX推進に貢献しています。大学・研究機関向けパッケージ、スマート農業労務会計ソリューション、Power BIソリューション、Microsoft 365上でのアプリ開発、AIソリューションなど、幅広い領域で事業を展開しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社メディアフュージョン(Media Fusion Co., Ltd.) |
| 所在地 | ≪大阪本社≫ 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1丁目1番8号 角屋堂島パークビル TEL:06-6341-8250 ≪東京オフィス≫ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-25 GYB秋葉原 TEL:050-3164-3774 ≪ハノイR&Dセンター≫ Tan Hong Ha Complex, No 2 Vuong Thua Vu Street, Khuong Trung Urban, Thanh Xuan District, Ha Noi City, Vietnam |
| 設立 | 1995年8月10日 |
| 代表者 | 代表取締役 榊原 淳 |
| 事業内容 | ・大学・研究機関向けパッケージ ・スマート農業労務会計ソリューション(freee連携・kintone) ・ビジネスインテリジェンス(Power BIソリューション) ・DXおよび各種業務システムのSEaaS化(Microsoft 365上でのアプリ開発) ・AIソリューション |
お問い合わせ先
株式会社メディアフュージョン(Media Fusion Co., Ltd.)
電話
大阪:06-6341-8250
東京:050-3164-3774
お問い合わせページ
https://www.mediafusion.co.jp/ask2/
記事要約(Summary)
MF自己防御型サーバ統合監視システムは、Zabbixをベースに当社独自の拡張機能を組み合わせることで、多数サーバの一元監視、短時間導入、異常時ログの自動送信、初動対応の省力化、脆弱性管理、AIログ分析支援を実現する統合監視ソリューションです。2026年夏の提供開始を予定しており、特に外部の脅威リスクが高いインターネット公開サーバの監視や、MSP・CSIRT・情報システム部門の運用効率化に貢献します。
■プレスリリース配信元-株式会社メディアフュージョン
https://companydata.tsujigawa.com/company/3120001103191/























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