2034年までにGHG排出量を58.8%削減へ
再エネ導入・循環型電力で気候変動対策を加速
東京都足立区を拠点に金属スクラップ加工業および産業廃棄物中間処理業を展開するシオガイグループ(代表:塩貝 大)は、持続可能な社会の実現を目指し、中小企業版SBT(Science Based Targets)認定を取得いたしました。
本認定取得により、2034年までにScope1およびScope2における温室効果ガス(GHG)排出量を基準年である2023年比で58.8%削減することを正式な目標として掲げ、具体的な施策を展開してまいります。
SBT認定|科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標

SBT(Science Based Targets)は、パリ協定に基づき、産業革命前と比較して世界の平均気温上昇を1.5℃未満に抑制する目標に整合する形で企業がGHG排出削減目標を設定する国際的な枠組みです。
本認定制度は、CDP・WRI・WWF・UNGCの4団体により運営されており、2020年には中小企業向けの認定制度も導入されました。中小企業版SBTではScope1(燃料燃焼など)およびScope2(購入電力による排出)を対象とし、現在、国内でも認定取得の動きが広がっています。
再エネ導入と電力構造の見直しによるGHG排出削減
シオガイグループでは、GHG排出量の削減において使用電力に起因する排出削減に重点的に取り組んでいます。
▼2023年に実施した主な取り組み
- 再エネ100宣言 RE Actionに参画(2023年6月)
- 茨城県・クリーンテックシオガイつくば工場に太陽光発電システム導入(同年11月)
⇒ 年間発電能力:230,400kWh(グループ全体の約18%を賄う) - 2024年4月より、購入電力を100%実質再生可能エネルギー(グリーン電力)に切替
⇒ 発電燃料には、当社が処理委託を受けた木材などのバイオマス資源を活用
これらの取り組みにより、2023年基準でGHG排出量の約4分の1をすでに削減済みです。
今後の施策と展望|重機燃料見直しや低環境負荷機器の導入へ
今後は、電力由来以外の排出源への対策として、以下のような多角的な施策にも着手予定です。
- 重機や社用車両で使用する燃料の見直し
- ハイブリッドや電動機械など、環境負荷の少ない設備への更新
- エネルギー効率を高める運用管理体制の確立
これらを通じて、2034年の目標達成に向けたロードマップを着実に進めてまいります。
本件に関するお問い合わせ先
シオガイグループ 本社(東京都足立区)
担当:塩貝
TEL:03-3919-3301
E-mail:[email protected]
公式サイト:https://shiogai.com/(仮)
記事要約(Summary)
- SBTiによる中小企業版SBT認定を取得
- 2034年までにGHG排出量を2023年比で58.8%削減を目標
- 再生可能エネルギー導入と再エネ電力への切り替えを推進
- 太陽光発電・資源循環型電力の活用により25%のGHGを既に削減
- 今後は燃料・設備の見直しを通じた包括的な気候変動対策へ
■プレスリリース配信元-エスジー株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/1011801027279/

























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