世界初のダイヤモンド半導体工場建設を加速!
上釜氏、梅原氏、前川氏の3名を顧問に迎え、新体制を構築
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社(本社:北海道札幌市北区、代表取締役:星川尚久、以下「当社」)は、2026年度中の稼働を目指し、福島県大熊町で世界初のダイヤモンド半導体工場の建設を進めています。このたび、当社は業界の第一線で活躍してきた以下の3名を顧問に迎え、さらなる事業拡大と経営基盤の強化を図る新体制を構築しました。
- 上釜 健宏氏(元TDK株式会社 代表取締役社長)
- 梅原 俊志氏(元日東電工株式会社 代表取締役専務執行役員CTO)
- 前川 立行氏(元東芝電力放射線テクノサービス株式会社 常務取締役)
ダイヤモンド半導体が切り開く新時代
ダイヤモンド半導体は、耐熱性や高出力性能、そして過酷な環境における耐久性が注目されています。当社では、この技術を活用し、福島第一原子力発電所の廃炉事業を皮切りに、宇宙開発や次世代高速通信(6G)基盤など多岐にわたる分野での応用を目指しています。
今回の顧問就任により、現場レベルの生産技術から経営戦略に至るまで、多角的なサポートを受けながら事業を加速させ、国内外市場でのシェア拡大を図ります。
顧問就任者の経歴と期待される貢献
① 上釜 健宏氏:ダイヤモンド半導体の社会実装を推進

上釜氏は、TDK株式会社において磁気ヘッド事業を世界トップシェアに導いた実績を持ち、半導体関連企業のM&Aを指揮するなど、広範な業界知識を持つ経営者です。当社では、ダイヤモンド半導体工場の生産ライン整備や、グローバルな事業展開を推進していただきます。
略歴
1981年 TDK株式会社 入社
2006年 同社代表取締役社長
2017年 ソフトバンク株式会社 社外取締役(現任)
② 梅原 俊志氏:知的財産戦略を強化

梅原氏は、スマートフォンディスプレイ向け偏光フィルム事業を牽引し、知的財産保護と技術開発で世界的シェアを拡大した実績を持ちます。当社の知的財産分野の戦略強化に向け、大きな貢献が期待されます。
略歴
1984年 日東電工株式会社 入社
2019年 同社代表取締役専務執行役員CTO
③ 前川 立行氏:原子力関連の技術応用をサポート

前川氏は、東芝グループで放射線計測や原子力計装技術の開発を主導し、福島第一原発事故の収束にも尽力されました。当社の廃炉事業向け製品開発において、計測技術や品質管理面での広範なサポートが期待されています。
略歴
1984年 日本原子力事業株式会社 入社
2015年 東芝電力放射線テクノサービス株式会社 常務取締役
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社 概要
- 社名:大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
- 代表者:代表取締役 星川 尚久
- 設立:2022年3月1日
- 所在地:北海道札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング
- URL:https://ookuma-dd.com
■プレスリリース配信元-大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/2430001086118/
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