ラボラトリオートメーション向けソリューションを展開
24時間対応の高品質データ収集で研究の効率化を推進
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:相良隆義)は、研究所や実験室での手作業を自動化し、正確で一貫性のある高品質なデータを24時間収集可能にする研究所向け自動化システムを展開しています。本ソリューションにより、研究効率の向上や労働負荷軽減を実現し、研究者がより創造的な活動に集中できる環境をサポートします。
背景:研究現場での課題
研究所や実験室では、多くの作業が熟練者による手作業で行われていますが、繰り返しの作業や長時間のデータ収集が研究者の負担となっています。こうした課題を解決するために注目されているのが「ラボラトリオートメーション」です。しかし、ロボット導入の知見不足や導入に伴う手間から、具体的な自動化が進みにくいのが現状です。
デンソーウェーブの取り組みとソリューション
デンソーウェーブは、長年のFA(ファクトリーオートメーション)分野での実績を基に、人と協働できるロボット「COBOTTA®」を開発し、研究所や学校などの現場における自動化ニーズに応えてきました。この経験を活かし、研究所の自動化を支援する標準化されたシステムパッケージを提供します。
主な特長
- 既存レイアウトを大幅に変更せず導入可能
- 自動データ保存機能で効率的な結果分析をサポート
- 容器QRコードによるトレーサビリティ情報の確認が容易
販売中のシステムラインナップ

デンソーウェーブは、研究所での汎用性を重視した3つのシステムを提供しています。
- 液体調合システム
複数の液体を正確に分注・撹拌し、自動化された一連の液体調合プロセスを実現。COBOTTAが分析機器と連携し、高度な自動化を実現します。 - 定容システム
画像認識による正確な分注や定容作業を自動化。一貫性のある実験データを収集し、再現性を向上します。 - 粉体秤量システム
AIを活用し、複数種類の粉体を正確に秤量。山形状認識機能で作業の一貫性と精度を確保します。
■ 展示会情報
2025年1月29日(水)~31日(金)に大阪で開催される「JASIS関西2025」にて、「定容システム」を展示予定です。ぜひ会場でご体験ください。
■ 今後の展望
デンソーウェーブは、これからも社会・産業の自動化・効率化に貢献し、研究所向け自動化システムの普及を推進してまいります。
お問合せ
株式会社デンソーウェーブ 営業企画部企画2室 担当:野本
〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1
Tel:050-5213-4650
FAX:0566-25-4779
公式サイト:https://www.denso-wave.com/ja/robot/ex/lab.html
■プレスリリース配信元-株式会社デンソーウェーブ
https://companydata.tsujigawa.com/company/8180001100311/
この記事へのコメントはありません。