プレスリリース

ウォーターセル株式会社、株式会社ブルボンとの資本提携を発表

2024.10.12 / 最終更新日：2024.11.16

農業支援のDX化を加速
持続可能な農業へ貢献

2024年10月11日、ウォーターセル株式会社（新潟県新潟市、代表取締役社長：渡辺拓也、以下ウォーターセル）は、株式会社ブルボン（新潟県柏崎市、代表取締役社長：吉田康、以下ブルボン）と資本提携を行ったことを発表しました。本提携により、両社は日本の農業課題解決や事業の相互成長に向けて連携を深めていきます。

提携の背景と目的

日本の農業は近年、急速な高齢化や農業従事者の減少といった問題に直面しており、生産性の向上や次世代へのノウハウの継承が求められています。また、環境負荷の軽減や持続可能な農業への移行も喫緊の課題です。

ウォーターセルは、こうした農業界の課題に対応するために、農業生産者向けの情報プラットフォーム「アグリノート」を開発・提供してきました。アグリノートは、農業データのデジタル化を促進し、生産者がパソコンやスマートフォンを通じて効率的に農作業や圃場管理を行うことを支援するクラウド型の営農ツールです。2024年10月現在、全国で26,000以上の組織が利用しており、その実績と評価は高まっています。

今回の資本提携により、ウォーターセルとブルボンは、アグリノートを基盤にしたデータ活用のさらなる可能性を追求し、ブルボンの製品開発や安定した原料調達などの新たな協業機会を創出していくことを目指します。

提携による今後の展開

ブルボンは、菓子や食品分野で長い歴史を持ち、国内外で高い評価を得ている企業です。同社は、農業におけるデータの価値に注目し、ウォーターセルの提供するアグリノートの高い評価と成長性を見込んで、今回の資本提携に至りました。提携後は、営農データを活用した製品の高付加価値化や環境配慮型の商品開発を共同で進める予定です。これにより、原料調達の安定化や環境負荷軽減など、多方面での相乗効果を目指します。

さらに、ウォーターセルはアグリノートを通じて、生産者がブルボンとの連携を活用できるような新たなサービスの開発にも取り組んでいきます。これにより、農業と食品業界を結ぶデジタルトランスフォーメーションを一層加速させ、持続可能な社会づくりに寄与していく計画です。