サニーサイドアップグループの福利厚生が面白い!
「恋愛勝負休暇」と「失恋休暇」に込められた想い
株式会社サニーサイドアップグループは、PR・コミュニケーション領域を中心に事業を展開する企業グループです。同社は「たのしいさわぎをおこしたい」というコーポレートスローガンのもと、社員一人ひとりが自分らしく、前向きに、そして楽しく働ける環境づくりに力を入れています。その象徴的な取り組みのひとつが、同社独自の福利厚生制度である「32の制度」です。一般的な福利厚生にとどまらず、サニーサイドアップグループらしい遊び心や、社員のリアルな声から生まれた制度が数多く用意されています。
なかでも注目されているのが、「恋愛勝負休暇」と「失恋休暇」です。恋愛という、働く人の人生や感情に深く関わるテーマを福利厚生として制度化している点は非常にユニークであり、同社の企業文化を象徴する取り組みといえます。
サニーサイドアップグループとは
株式会社サニーサイドアップグループは、1985年7月1日に設立された企業で、グループ会社の経営管理などを行っています。本社は東京都渋谷区千駄ヶ谷にあり、代表取締役は次原悦子氏です。同社は、単に働く場所を提供するだけではなく、社員を「メンバー」と呼び、一人ひとりが楽しく充実した生活を送れることを大切にしています。仕事の成果だけでなく、人生そのものを豊かにすることを重視する姿勢が、独自の福利厚生制度にも表れています。
特にヘルスケアやウェルネスの領域にも注力しており、社員が心身ともに健やかに働けるような制度づくりを進めています。その中で、「恋愛」や「失恋」といった人生の感情面にも向き合っている点が、サニーサイドアップグループならではの大きな特徴です。
独自の福利厚生「32の制度」とは
サニーサイドアップグループが設定している福利厚生は「32の制度」と呼ばれています。この制度は、「たのしいさわぎをおこしたい」というコーポレートスローガンのもと、社員が自分らしく、一生懸命に、そして楽しく働くための仕組みとして2011年に制定されました。「32の制度」には、一般的な福利厚生だけでなく、サニーサイドアップグループらしいユニークな制度や、社員自身のアイデアから生まれた取り組みも含まれています。
福利厚生というと、住宅手当、健康診断、育児支援、休暇制度などをイメージすることが多いかもしれません。しかし同社の制度は、社員の生活や価値観、感情、人生経験にまで寄り添う内容になっている点が特徴です。
その代表例が、「恋愛勝負休暇」と「失恋休暇」です。
「恋愛勝負休暇」とは?恋愛を応援するユニークな休暇制度
「恋愛勝負休暇」は、メンバーの恋愛を応援するための制度です。大好きな人に告白したい日、勝負デートの準備をしたい日、プロポーズの準備をしたい日など、恋愛における大切な「勝負日」に休暇を取得することができます。恋愛は、人生の中でも大きなエネルギーを使う出来事です。相手への想いを伝える日や、人生の節目となるプロポーズの日には、仕事以上に集中したい準備や心の整理が必要になることもあります。
サニーサイドアップグループの「恋愛勝負休暇」は、そうした社員の気持ちを制度として受け止めるものです。会社が社員の恋愛を応援するという姿勢は、非常に個性的でありながら、社員一人ひとりの人生を大切にする企業文化の表れでもあります。
また、愛する対象は恋愛相手に限られません。スポーツ選手やアイドルなど、社員が大切に思う対象は人それぞれです。同制度では、そうした多様な価値観も尊重されています。必要に応じて、先輩社員にアドバイスを求めることもできるという点にも、同社らしい温かさとユーモアが感じられます。
「失恋休暇」とは?働けないほどの失恋にも寄り添う制度
「失恋休暇」は、失恋したときに会社を休むことが認められる制度です。失恋は、時に仕事に集中できないほど心に大きな影響を与える出来事です。普段通り働こうとしても、気持ちの整理がつかず、パフォーマンスを発揮できないこともあります。サニーサイドアップグループでは、「会社に出られなくなる程の失恋は人生の中で大切な経験」という考えのもと、社員が一度しっかり休み、気持ちを切り替えて次の恋愛や日常へ進めるようにするため、「失恋休暇」を制度化しています。
この制度には、単なるユニークさだけではなく、社員の感情や人生経験を大切にする考え方が込められています。働く人を機械のように扱うのではなく、喜びも悲しみもある一人の人間として尊重する姿勢が感じられる取り組みです。
また、「2次元・3次元問わず“推し”の幸せを祈るメンバーの権利も尊重している」という考え方も、現代的な価値観を反映しています。恋愛や推し活など、個人の感情や好きなものを尊重する姿勢は、多様な働き方や生き方を受け入れる企業文化にもつながっています。
社員の声から生まれた制度
「失恋休暇」は、社員の意見によって制度化された取り組みです。現場の声を福利厚生に反映している点も、サニーサイドアップグループの特徴といえます。同社では、会社が一方的に制度を決めるのではなく、メンバー自身の発想や声を大切にしています。実際に働く社員が「こんな制度があったらいい」と考えたものが形になることで、より実用的で愛着のある福利厚生が生まれています。さらに、同制度の実現には、社長の考えも大きく影響しています。
「大恋愛をして、働けないくらいの失恋をするということは、人生にとってプラスになる。挫折のない人生なんてつまらない。失恋した経験は、仕事にも生きるはず」
このような考えのもと、会社は社員の恋愛を応援し、たとえ失恋して働けなくなっても、それを人生経験として認める姿勢を示しています。一方で、「でも1日で復活すること。そこは会社なので甘くはありませんよ」というユーモアもあり、サニーサイドアップグループらしい前向きで明るい企業文化が表れています。
なぜ恋愛や失恋を福利厚生にするのか
一見すると、「恋愛勝負休暇」や「失恋休暇」は非常に珍しい制度に見えるかもしれません。しかし、その背景には、社員の心の状態を大切にする合理的な考え方があります。人は仕事だけで生きているわけではありません。恋愛、家族、友人関係、趣味、推し活など、さまざまな人間関係や感情の中で日々を過ごしています。そうしたプライベートの出来事は、仕事の集中力やモチベーションにも大きく影響します。
サニーサイドアップグループは、その現実を無視せず、むしろ制度として受け止めています。嬉しい勝負日にはしっかり準備をし、つらい失恋の日には一度立ち止まる。そのうえで、また前向きに仕事へ戻ることを会社として応援しているのです。
これは、社員の人生を尊重するだけでなく、長期的に見れば仕事への集中力やエンゲージメントを高めることにもつながる取り組みといえます。
サニーサイドアップグループらしい企業文化
サニーサイドアップグループの福利厚生には、「楽しく働く」「自分らしく生きる」「人生の経験を仕事にも活かす」という考え方が色濃く反映されています。「恋愛勝負休暇」や「失恋休暇」は、単に面白い制度として話題になるだけではありません。社員の感情や人生の出来事に寄り添い、それを会社として前向きに受け止める姿勢があるからこそ、多くの人の印象に残る制度となっています。
また、同社の制度には遊び心があります。制度名からも、社員が思わず笑顔になるような雰囲気が感じられます。堅苦しい福利厚生ではなく、サニーサイドアップグループのブランドやカルチャーと結びついた制度設計がされている点も特徴です。
ユニークな福利厚生が企業ブランディングにもつながる
近年、企業選びにおいて、給与や勤務地だけでなく、企業文化や働きやすさ、福利厚生の独自性を重視する人が増えています。その中で、サニーサイドアップグループの「恋愛勝負休暇」や「失恋休暇」は、同社の価値観をわかりやすく伝える制度といえます。社員の人生に寄り添う会社であること、遊び心を大切にする会社であること、多様な価値観を受け入れる会社であることが、制度を通じて伝わります。ユニークな福利厚生は、採用活動や企業ブランディングにおいても大きな意味を持ちます。求職者にとっては、「この会社は人を大切にしている」「自分らしく働けそうだ」と感じるきっかけになります。
サニーサイドアップグループの取り組みは、福利厚生を単なる待遇の一部ではなく、企業の考え方や文化を発信する重要な仕組みとして活用している好例といえるでしょう。
会社概要
株式会社サニーサイドアップグループは、グループ会社の経営管理などを行う企業です。社名は、株式会社サニーサイドアップグループ / SUNNY SIDE UP GROUP Inc.。設立日は1985年7月1日です。資本金は5億5,055万円で、2025年6月末日現在の情報です。本社所在地は、東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5 プライム千駄ヶ谷ビル。代表取締役は次原悦子氏です。
同社は、独自の福利厚生制度「32の制度」を通じて、社員が自分らしく、楽しく、充実した生活を送れるような環境づくりを進めています。
記事要約(Summary)
株式会社サニーサイドアップグループは、「たのしいさわぎをおこしたい」というコーポレートスローガンのもと、社員が自分らしく楽しく働ける環境づくりに取り組んでいます。同社独自の福利厚生「32の制度」の中でも、「恋愛勝負休暇」と「失恋休暇」は特にユニークな制度です。「恋愛勝負休暇」は、告白、勝負デート、プロポーズの準備など、恋愛における大切な日に休暇を取得できる制度です。一方、「失恋休暇」は、働けないほどの失恋をしたときに休むことを認める制度で、社員の感情や人生経験に寄り添う考え方が込められています。
これらの制度は、単なる話題性だけでなく、社員の人生を尊重し、前向きに働ける環境をつくるための取り組みです。サニーサイドアップグループの福利厚生は、同社の企業文化やブランドを象徴する制度として、働き方や企業ブランディングの面でも注目される事例といえます。
























