10代・現役高校生に特化した調査会社「株式会社ワカモノリサーチ」は、全国の現役高校生500人を対象に、「おじさんの様々な違和感のある行動」に関するアンケート調査を実施した。今回の調査では、「ハーフパンツから見えるすね毛」「おしぼりで顔を拭く行為」「服装やヘアスタイルによる若作り」という3つのテーマについて、高校生がどのように感じているのかを質問。
その結果、いずれのテーマでも「気にならない」と答えた高校生が過半数を占めた。特に「おじさんの若作り」については77.2%が「気にならない」と回答しており、令和の高校生の価値観や、世代間の感覚の違いが見える結果となった。
高校生500人に聞いた「おじさん」の印象とは?
おじさんの「ハーフパンツ+すね毛」、53.4%の高校生は気にならない

最初のテーマは、夏になると目にする機会が増える「おじさんのハーフパンツ」。ワカモノリサーチが「おじさんのハーフパンツから見える“すね毛”が気になりますか?」と質問したところ、結果は以下の通りとなった。
- 気になる:46.6%
- 気にならない:53.4%
僅差ではあるものの、「気にならない」と回答した高校生が多数派となった。
「気にならない派」からは、
「おじさんだから仕方ない」
「おじさんは毛が生えているものだと思っている」
「別におじさんの足なんて気にしない」
「すね毛は誰でもある」
「男子なら普通のこと」
「人それぞれ自由でいいと思う」
といった声が寄せられた。特に目立つのが、「すね毛が生えるのは自然なこと」「そもそも他人の足を気にしていない」という考え方だ。「父親もすね毛がある」「お父さんがそうだから」といった回答もあり、家庭内で見慣れていることが抵抗感の低さにつながっている可能性もうかがえる。さらに、
「ツルツルの方がイヤ」
「おじさんはすね毛があるくらいがちょうどいい」
といった声も見られた。男性美容や脱毛への関心が高まる一方で、高校生全員がおじさん世代のムダ毛処理を求めているわけではないようだ。
「すね毛が気になる」高校生は清潔感を重視
一方、46.6%を占めた「気になる派」からは、清潔感に関する意見が多く寄せられた。
「不潔感がある」
「清潔感がない」
「不衛生な感じがする」
「見ていてかゆい」
など、すね毛そのものを不潔な印象と結び付けている高校生もいる。
また、
「もう少し人に見られることを気にした方がいい」
「おじさんのハーフパンツ自体がダサい」
といった意見もあり、すね毛だけではなく、ハーフパンツを含めたファッション全体に違和感を覚えるケースもあるようだ。高校生の間でも評価は大きく分かれており、「すね毛があるかどうか」以上に、服装全体の清潔感や見せ方が印象を左右しているとも考えられる。
「おじさんがおしぼりで顔を拭く」60.2%が気にならない

続いて調査されたのが、飲食店などで見かけることのある「おしぼりで顔を拭く行為」だ。全国の現役高校生に「おじさんがおしぼりで顔を拭くのが気になりますか?」と聞いたところ、
- 気になる:39.8%
- 気にならない:60.2%
となり、6割以上が「気にならない」と回答した。
「気にならない派」からは、
「おじさんだから」
「お父さんがそうだから」
「祖父がよくやっていた」
「昔から見てきて慣れている」
など、身近なおじさん世代が日常的に行っているため違和感がないという声が目立った。さらに、
「汗がダラダラなおじさんの方が気になるから拭いてください」
「仕事で疲れているので好きにさせてあげてほしい」
といった、おじさん世代への理解を示す意見も寄せられている。
高校生自身も「顔おしぼり」をする?
興味深いのは、おしぼりで顔を拭く行為について、高校生自身も経験があるという回答だ。
「自分もよくする」
「私もやる」
「実際気持ちいい」
「父もしているし、自分もしている」
といった声も複数集まった。近年は夏の厳しい暑さが続くこともあり、おしぼりで顔を拭く行為が必ずしも「おじさんだけの行動」とは言えなくなっているのかもしれない。
「人の好きにしたらいい」
「おしぼりをどう使おうが自由」
「気持ち良さそうだから」
といった回答からも、他人の行動を必要以上に気にしない高校生の価値観が見えてくる。
39.8%は「マナー違反」「使い回しが気になる」と回答
一方、「気になる」と答えた高校生からは、
「公共の場では汚いと思う」
「おしぼりで顔を拭くのはマナー違反」
「顔を拭くためのおしぼりではない」
「手を拭くものを顔に使うのは気になる」
など、おしぼり本来の用途を理由に違和感を訴える声が集まった。また、布製のおしぼりが洗浄・殺菌後に再利用されることを意識した回答も多かった。
「それを再利用されていたら嫌」
「洗われたとしても自分に回ってくるのが嫌」
「使い回しだと考えると気になる」
など、衛生面に対する心理的な抵抗感があるようだ。「気になる派」は全体では少数派となったものの、個々のコメントからは強い嫌悪感を持つ高校生もいることがわかる。
おじさんの「若作り」は高校生の77.2%が気にならない

今回の調査で最も大きく意見が分かれたのが、「おじさんの若作り」だ。「服装・ヘアスタイルなどで若作りをしているおじさんは気になりますか?」との質問では、
- 気になる:22.8%
- 気にならない:77.2%
という結果となった。約8割の高校生が、おじさんが若々しい服装や髪型を取り入れることについて「気にならない」と答えている。「気にならない派」からは
「若々しくていい」
「イケおじでかっこいい」
「若作りをしようとしているのは素晴らしい」
「服装やヘアスタイルを気にするのはいいこと」
「努力ほど美しいものはない」
「オシャレに気を使えるおじさんは素敵」
など、肯定的な意見が多数寄せられた。
「おしゃれは自由」「年齢は関係ない」令和世代らしい価値観も
今回の回答では、単に「気にならない」というだけでなく、おじさん世代がおしゃれを楽しむことを積極的に評価する声も多い。
「おしゃれに頑張るおじさんはかわいい」
「自分磨きできるのは年齢関係なくカッコいい」
「努力しているだけだから逆に尊敬する」
「イケイケなままでいてほしい」
など、おじさん世代への“応援”とも受け取れるコメントも寄せられている。また、
「オシャレは自由」
「好きなファッションをすればいい」
「どんな服を着ようがその人の自由」
「多様性の時代」
「個性が大事な時代だと思う」
といった回答も目立った。年齢や性別に関係なく、自分が好きな服装やヘアスタイルを選べばよいという価値観が、令和の高校生に広がっていることもうかがえる。
若作りが「気になる」高校生は“頑張っている感”に違和感
その一方で、22.8%の「気になる派」からは、
「似合っていない」
「頑張っている感が見える」
「顔と服装が合っていない」
「年齢が隠せていないから服装と合わない」
「見ていて痛々しい」
などの厳しい意見も出た。若々しいファッションそのものを否定するというより、「無理に若者へ寄せているように見えること」に違和感を覚えている高校生が一定数いるようだ。また、
「若い子を意識しているのかなと思う」
「年齢に合った服装をしてほしい」
といった意見も見られた。若作りに好意的な高校生が多数派ではあるものの、自然な着こなしや本人に似合っているかどうかも重要なポイントになりそうだ。
「おじさん=嫌われる」は思い込み?高校生は意外と寛容
今回の3つの調査を見ると、令和の高校生がおじさん世代の見た目や行動を必ずしも厳しく見ているわけではないことがわかる。「ハーフパンツから見えるすね毛」は53.4%、「おしぼりで顔を拭く行為」は60.2%、「若作り」は77.2%が「気にならない」と回答した。共通しているのは、
「本人の自由」
「他人なので気にしない」
「誰にでもあること」
「好きなことをすればいい」
という考え方だ。特に服装やヘアスタイルについては、「年齢に関係なく自分らしく楽しめばいい」という、多様性や個人の価値観を重視する傾向が強く表れた。一方で、「清潔感」「衛生面」「周囲への配慮」「無理をしているように見えないこと」については厳しい視線もある。おじさん世代にとって重要なのは、単純に「若く見せること」や「毛を処理すること」ではなく、周囲に不快感を与えない清潔感と、自分に似合った自然なスタイルなのかもしれない。
ワカモノリサーチ、10代・Z世代のリアルな声を企業向けに調査
株式会社ワカモノリサーチは、10代・現役高校生に特化した調査・マーケティングを展開している。全国の高校や5万人以上の若者ネットワークを活用し、企業の商品開発、サービス改善、PR企画などに活用できる10代・Z世代調査を実施。調査の企画から記事化、メディア露出まで一貫した設計にも対応しているという。今回の調査結果の詳細は、ワカモノリサーチ公式メディアで公開されている。
調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年6月1日~6月10日 |
| 調査機関 | 株式会社ワカモノリサーチ |
| 調査対象 | 全国の現役高校生(男女) |
| 有効回答数 | 500名 |
| 調査方法 | インターネットリサーチ |
出典:「ワカモノリサーチ」
記事要約(Summary)
株式会社ワカモノリサーチが全国の現役高校生500人を対象に「おじさんの行動・見た目」に関する調査を実施した。「ハーフパンツから見えるすね毛」は53.4%、「おしぼりで顔を拭く行為」は60.2%、「服装やヘアスタイルによる若作り」は77.2%の高校生が「気にならない」と回答した。特に若作りについては、「おしゃれは自由」「自分磨きは年齢に関係なくかっこいい」と肯定的な声が多く、令和の高校生が想像以上におじさん世代のファッションや行動に寛容であることが明らかになった。一方、清潔感や衛生面、無理をしているように見える若作りには否定的な意見もあり、「自然さ」と「周囲への配慮」が好印象につながるポイントとなりそうだ。
■企業ニュース対象-株式会社ワカモノリサーチ
























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