鹿児島の自然が生んだ新感覚クラフトビール
「ATSUHIME CRAFT / Kukicha IPA」発表
ひふみよ株式会社(代表取締役:白澤 繁樹)が運営する「ひふみよブリューイング」は、鹿児島大学農学部の協力のもと、指宿市の今和泉島津家仮屋敷跡周辺の土壌から分離した「篤姫酵母」を使用した初のクラフトビール「ATSUHIME CRAFT / Kukicha IPA」を醸造しました。自然界から分離された酵母を使用することで、地元の特産物や地域の歴史を感じられる新しいクラフトビールが誕生しました。
「篤姫酵母」を活用した鹿児島初のクラフトビール

「篤姫酵母」は、2008年に鹿児島大学農学部の髙峯和則教授らが、指宿市の今和泉島津家仮屋敷跡「隼人松原」の土壌から分離した酵母です。この酵母は、地元の芋焼酎づくりに広く活用されており、今回のプロジェクトでは、クラフトビールという新たな形で活用されることとなりました。これにより、地元の歴史と自然を感じさせる特別なビールが誕生しています。
地域社会との共創を目指す「ひふみよブリューイング」の取り組み
「ひふみよブリューイング」は、生きづらさを抱える人々と共に働くソーシャルファームとして、障がいのある方々と協力しながら事業を展開しています。醸造補助やボトリング、出荷作業、ラベルアート制作などの業務で、地域の障がい者と共創しながら社会的価値を創出しています。また、鹿児島県産の農産物を副原材料として使用し、規格外農作物の活用にも積極的に取り組んでいます。
「ATSUHIME CRAFT / Kukicha IPA」の特徴と魅力
「ATSUHIME CRAFT / Kukicha IPA」は、ビアスタイルとしてImperial IPAを採用しており、アルコール度数7.5%という強い酒精を誇ります。副原料には、鹿児島県指宿市の「石嶺製茶」の茎茶が使用されており、その苦味と強いホップの香りが絶妙に調和しています。さらに、清見岳の自然の恵みで育まれた茶葉の風味と、IPA特有のキレのある味わいが融合し、ユニークで特別な一杯となっています。
今後の展開と地域産業への貢献
「ひふみよブリューイング」では、今後も「篤姫酵母」を使用した鹿児島県産クラフトビールの製造を続け、地域産業の活性化や観光資源の創出にも貢献していく予定です。地域の自然や文化を最大限に生かした新しいクラフトビールを通じて、地元の魅力を国内外に発信していくことを目指しています。
記事要約(Summary)
ひふみよブリューイングは、鹿児島大学と協力し、自然界から分離された「篤姫酵母」を使用したクラフトビール「ATSUHIME CRAFT / Kukicha IPA」を発表しました。このビールは、鹿児島県指宿市の土壌から採取された酵母を活用し、地域の特産物や自然、歴史が融合した一杯です。また、ひふみよブリューイングは、障がい者と共に社会的な価値を創造し、地域産業の発展にも貢献しています。今後も「篤姫酵母」を活用したクラフトビールの製造を予定しており、地域の魅力を国内外に発信していきます。
■プレスリリース配信元-ひふみよ株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/7340001019511/
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