久世郡に『子ども第三の居場所』「のこのこ村」が開設
子どもたちが自分らしく成長できる場所を目指す
京都府久世郡にある特定非営利活動法人 ひと・まち・ジャンクション(代表理事 平野 典子)は、日本財団の『子ども第三の居場所』事業に参加し、家でも学校でもない子どもたちの新しい居場所「のこのこ村」を開設しました。2月3日(土)にプレオープンし、2月4日(日)に開所式を行いました。
ひと・まち・ジャンクションは、2021年10月に設立された団体で、社会問題に直面する人々への支援を目的としています。久世郡で「誰でもいつでも相談できる専門家がいる居場所」を作り、子ども食堂や学習支援、フードバンク、地域資源の活用などの事業を展開してきました。日本財団の「子ども第三の居場所」の理念に賛同し、古民家を改装して「のこのこ村」を開設しました。
「のこのこ村」の開所式
開所式では、平野代表理事が「みんなが自分らしくいられる場所を作りたいと思います。子どもだけでなく大人も、真ん中にいたいときはいてほしい。」と挨拶しました。日本財団から「子ども第三の居場所」の概要が説明された後、久御山町 信貴康孝町長をはじめとする来賓からの祝辞がありました。そして、子どもたちと一緒に作ったシンボルマークのお披露目が行われました。
「のこのこ村」は、地域の子どもたちが様々な大人と交流し、自分らしく成長できる居場所です。保護者とも連携し、子育ての不安や悩みを共有し、家庭や子どもの負担を軽減します。施設内にはカフェもあり、子どもたちがメニューを考えて提供するキッズレストランも予定しています。
「のこのこ村」は、火・水・金曜日(13:00~18:00)に開所します。対象は主に小学生1年生~6年生で、学区や交通手段に関係なく参加できます。中学生・高校生・大人も歓迎します。スタッフは常勤職員3名、非常勤4名、ボランティア3名、その他4名で構成されています。スタッフには社会福祉士、精神保健福祉士、調理師、介護福祉士などの専門家がいます。4月28日(日)には子どもマルシェも開催する予定です。(天候・学校行事により変更有)
のこのこ村というネーミングに込められた想い
「のこのこ村」の名称は、子どもたちが自分のペースで前に進めるようにという願いから名付けられました。シンボルマークは、子どもたちが「のこのこ」から連想した「カメ」と「タケノコ」をデザインし、自分らしい花を咲かせるために「たんぽぽ」も加えました。居場所の想いが込められたシンボルマークです。
ひと・まち・ジャンクションは、『子ども第三の居場所』「のこのこ村」を通じて、すべての人が尊重され、自律的に暮らせる地域・社会の創造に貢献していきます。
【施設情報】
施設名:のこのこ村
所在地:京都府久世郡久御山町市田和気60
WEB:https://hitomachi-jct.com/
Facebook:https://www.facebook.com/hitomachi.jct
Instagram:https://www.instagram.com/npo.hitomachi.jct/
【運営団体情報】
団体名:特定非営利活動法人 ひと・まち・ジャンクション
代表理事:平野 典子
設立年月:2021年10月
事業内容:子ども食堂・みんな食堂、学習支援、フードバンク、地域資源の活用など
【『子ども第三の居場所』とは】
日本財団が中心となって2016年より全国に開設している子どもたちの新しい居場所です。家でも学校でもない場所で、食事や学習、体験などを通じて生き抜く力を育みます。特に困難な状況にある子どもたちを対象にしています。全国に200ヶ所設置されています。(2023年2月1日時点)
詳細確認URL:https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
■プレスリリース配信元-特定非営利活動法人ひと・まち・ジャンクション
https://companydata.tsujigawa.com/company/9130005016292/
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