東京都渋谷区に本社を構える建築総合コンサルタントの株式会社翔設計(代表取締役:貴船美彦)は、楽しさを共に創り続けるという理念のもと、地元渋谷区千駄ヶ谷に位置する「SUZUFUKU BUILDING/鈴福ビル」(オーナー:鈴福産業有限会社、代表取締役:鈴木智久)を未来型の次世代オフィスとして開発し、2023年末に完成させました。
現代社会は大きな転換期を迎えており、SDGsの理念に基づく環境配慮、コロナ禍によるビジネス環境の変化、そしてDXの進展による新しい働き方への対応など、次世代のオフィスにはこれらの要素を満たすことが求められています。鈴福ビルは、地域に根ざした建物を目指す鈴福産業の鈴木代表取締役の思いを受け、防災力を強化し、地域と共生する建物として設計されました。その外観は、地域に溶け込むデザインが採用されています。
未来型次世代オフィスの要件として、以下の持続可能な要素が考慮されています:
- 安全・防災:地震に強い建物構造、どのようなレイアウトでも二方向避難が可能
- 事業継続性:水と電源の確保、フェーズフリーなBCP対策
- 環境共生:一般的なカーテンウォールのビルとは異なるアプローチ
- 地域共生:日常も災害時も、情報と建物で地域に開かれたビル
- 稼げるビル:防災力を価値に変え、周辺相場をリードする収益性の実現
- 新たな働き方:働く環境を一人一人がプロデュースしやすいオフィスレイアウト
これらの要素を具現化するための6つのポイントを以下に示します:
- 事業継続システムを搭載した災害対応型オフィスビル
- 千駄ヶ谷を日本一災害に強い街にする会(STS)との協調による地域共生型ビル
- 一般的なカーテンウォールのビルとは異なる、省エネ・環境共生型ビル
- 多様な世代が働き続けることができるレイアウトプランニング
- 地域との調和を計画した外観デザイン
- 防災力を「コストからバリューへ」転換し、メンテナンスコストを低減した先導的な収益構造
建物は生き物のようなもので、完成しただけで終わりではありません。オフィスとしての利用が始まり、中長期的に維持管理や改善などを続けていく必要があります。翔設計は、世界最高水準を目指し、絶えず革新を続ける建築構想コンサルタント企業として、オフィスビルの利用環境がさらに発展することを期待しています。
建物概要:
- 建物名称:鈴福ビル SUZUFUKU BUILDING
- 工期:2021年11月~2023年12月
- 敷地面積:958.40㎡
- 延床面積:3,568.10㎡
- 構造規模:鉄筋造 地上7階
- 用途:オフィスビル・店舗
株式会社翔設計について:
- URL:https://www.sho-sekkei.co.jp/
- 会社名:株式会社翔設計
- 代表取締役:貴船美彦(一級建築士)
- 所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-24-15鈴福ビル
業務内容:
- 新築建物の建築・設備・構造に関する業務
- 土地・建物・空間・地域コンサルティング
- マンション総合コンサルティング
- 既存建物の建築に関する業務
- 既存建物の設備(機械・電気)に関する業務
- 既存建物の構造・防災に関する業務
※記載されている会社名及びサービス名は、各社の商標または登録商標、および著作物です。
■プレスリリース配信元-株式会社翔設計
https://companydata.tsujigawa.com/company/7011001028717/
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