12億枚超の工事写真から1,500パターンを解析し、仕分け作業を完全自動化
建設業の写真管理負担をAIが解消──『蔵衛門』が新時代へ
株式会社ルクレ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:有馬 弘進)は、工事写真を自動で仕分け・整理するAI技術「仕分けAI」を開発し、建設DXプラットフォーム『蔵衛門』に搭載したことを発表しました。
このAIは、26年間で蓄積された12億枚を超える工事写真を学習し、約1,500種類の仕分けパターンを自動認識可能。工種や工程、撮影場所などを瞬時に分類し、誰でも簡単に台帳作成が行える新機能です。
開発背景:人手不足と負担増に直面する建設現場の課題

建設現場では、ノンデスクワーカーの人手不足と人件費の高騰が続く中、省人化・省力化のニーズが急速に高まっています。
小規模工事でも数百枚、大規模工事では数万枚に及ぶ工事写真を、発注者提出用の台帳として仕分け・整理する業務は、現場監督にとって極めて負担の大きい作業です。
ルクレはこの課題に対応するため、1999年からの写真データを活用し、AIによる自動仕分けアルゴリズムを構築。誰でも一瞬で台帳作成ができる“写真整理の自動化”を実現しました。現在、本技術は特許出願中です。
「仕分けAI」の特徴と革新性

- 電子小黒板の有無を問わず仕分けに対応
- 約1,500種類の仕分けパターンを瞬時に適用
- ユーザーの仕分け傾向を学習しパーソナライズ対応
- 直感的なUI/UXで、誰でも迷わず使える設計
- クラウドでの台帳共有に対応し、紙出力不要
台帳は、クラウド対応の『蔵衛門』の「台帳ビュー」機能を通じて関係者間でリアルタイム共有が可能。現場でもオフィスでも、紙の台帳を見ているかのような操作性を提供します。
ルクレのAI技術開発実績
ルクレは、建設・教育分野を中心に以下のAI技術を展開しています。
- 鉄筋コンクリート工事用電子小黒板AI「e-Kokuban」(特許番号:6989884)
- 工事写真から寸法を自動判定するAI(特許番号:7402458)
- 日本の子どもの顔認識に特化した「うちの子AI」(スクール写真販売「みんなの写真屋さん」に搭載)
『蔵衛門』とは:写真管理からはじめる建設DXの中核サービス
1999年に登場した台帳作成ソフト『蔵衛門御用達』は、全国のゼネコンから中小工務店まで広く導入。2014年には電子小黒板タブレット『蔵衛門Pad』を発売し、国土交通省のNETISにて最高評価(VE)を獲得。
さらに、2022年からはクラウド・アプリ・PCソフトを一体化した『蔵衛門プレミアム』を提供。“写真を起点とした現場全体の業務効率化”を実現しています。
会社概要
- 会社名:株式会社ルクレ
- 代表取締役:有馬 弘進
- 設立:1995年9月20日
- 公式サイト:https://lecre.jp
- ミッション:デザイン×アイデア×ITで、すべての人を次の世界へ

※ 「蔵衛門」は、株式会社ルクレの登録商標です
お問い合わせ
蔵衛門 お問い合わせ窓口:
https://www.kuraemon.com/contact/
記事要約(Summary)
- 株式会社ルクレが、建設DXプラットフォーム『蔵衛門』にAIによる写真自動仕分け機能「仕分けAI」を搭載
- 12億枚以上の工事写真を学習し、約1,500パターンの仕分けに自動対応
- 人手不足・残業規制下の建設現場での省力化・自動化を強力に推進
- 誰でも使いやすいUI/UX設計、クラウド共有も可能な新しい写真管理体験を実現
- 特許出願中の独自AIで、現場の生産性を飛躍的に向上
■プレスリリース配信元-株式会社ルクレ
https://companydata.tsujigawa.com/company/6011001037859/

























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