児童虐待、性暴力、そして成功…
パリス・ヒルトン、壮絶な過去と成功の軌跡を綴った自伝
株式会社太田出版は、パリス・ヒルトンによる自伝『PARIS The Memoir』の日本語版を2025年1月28日(金)に発売いたします。本書は、全米で大きな話題を呼び、ニューヨーク・タイムズ、サンデー・タイムズ両誌のベストセラーリストにランクイン、累計30万部を突破した衝撃作です。
幼少期の虐待、トラウマ、そして成功…赤裸々な告白が日本を揺るがす
「有名であることで有名」と揶揄され、「お騒がせセレブ」のイメージが先行してきたパリス・ヒルトン。しかし、その華やかな表舞台の裏には、児童虐待と性暴力の被害者という壮絶な過去が隠されていました。
本書では、ADHDと診断され、お嬢様学校に馴染めなかった幼少期から、16歳で両親の目の前で拉致され、2年間もの間、矯正施設で過酷な虐待を受けた体験を赤裸々に告白。強制投薬、性的虐待、暴力的な拘束、独房監禁…想像を絶する経験の中で、彼女がどのように生き延び、トラウマと闘い、世界的なスターにのし上がったのか、その壮絶な人生が描かれています。
時は来た。
――パリス・ヒルトン
私の物語を知る必要がある若い女性は大勢いる。
私の失敗から学んでほしいとは思っていない。
自分の間違いで、自分を嫌いになってほしくない。
私は彼女たちに笑い転げてほしい。
彼女たちには声がある。知性というブランドがある。
みんな、周囲に馴染むなんてクソだから。
セックステープ流出、飲酒運転騒動…世間を騒がせた事件の真相も明らかに
本書では、世間を騒がせたセックステープ流出や飲酒運転騒動の裏側についても、パリス自身の言葉で詳細に綴られています。これまで語られることのなかった真実が、彼女の半生を通して明らかになります。
ゼロ年代のポップカルチャー、女性の扱われ方を問う、時代を象徴する一冊
『PARIS The Memoir』は、パリス・ヒルトンの半生記であると同時に、ゼロ年代のポップカルチャー、そして社会における女性の扱われ方を振り返る重要な一冊です。現在、児童保護の強化と安全確保のためのロビー活動に積極的に取り組んでいるパリスの活動の原点も、本書から読み解くことができます。
ドラマ化決定!A24が手掛ける話題作
本書は、アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などで知られる米映画会社A24によりテレビドラマ化が決定しています。今後の展開にもご注目ください。
筆者プロフィール
著者:パリス・ヒルトン(Paris Whitney Hilton)

世界で最も知名度の高いインフルエンサー。20年以上にわたってポップカルチャーを定義し、支配してきた。起業家、テック・パイオニア、DJ、レコーディング・アーティスト、慈善家として、数十億ドル規模の世界帝国を築く。2021年、ポップカルチャーの中心的人物として、コンテンツ、コマース、コミュニティをつなぐ次世代企業、11:11 Mediaを立ち上げる。ティーンエイジャーを支援するための法改正のロビイング活動の先頭に立つなど、若い女性や少女に力を与え、地位を向上させることに専心する支持者、活動家として影響力を持ち続けている。夫と息子とともにロサンゼルス在住。
翻訳:村井理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。静岡県生まれ。滋賀県在住。訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』、『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上、亜紀書房)、『全員悪人』、『兄の終い』『いらねえけどありがとう』(以上CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)など多数。
「PARIS The Memoir」書誌情報

- 書名:『PARIS The Memoir』(パリス ザ メモワール)
- 著者:パリス・ヒルトン
- 訳者:村井理子
- 予価:2,970円(本体2,700円+税)
- 発売日:2025年1月28日(金)
- 判型:四六変形並製
- ページ数:464ページ
- ISBN:978-4-7783-1976-2
■プレスリリース配信元-株式会社太田出版
https://companydata.tsujigawa.com/company/1011101023136/
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