創作の証明をデジタルに刻む!
ワコムの「Wacom Yuify」でクリエイターの権利を守る新サービス登場
デジタル作品の著作権管理・証明サービス「Wacom Yuify」
株式会社ワコムは、2024年11月15日(金)より、デジタルアート作品の著作権を保護し、作者証明を可能にする新しいプラットフォーム「Wacom Yuify(ワコム ユイファイ)」のオープンベータ版提供を開始しました。このサービスは、作品の証明と保護に役立つ新たなツールとして、クリエイターの権利保護をサポートします。
目に見えないデジタルID「マイクロマーク」で作品を保護
「Wacom Yuify」は、デジタル作品に目視では確認できない固有のデジタルID「マイクロマーク」を埋め込むことで、著作権保護を実現します。このIDを作品に埋め込むことで、オリジナルの証明が可能となり、ワコム独自の技術による作品保護が提供されます。現時点で対応しているソフトウェアはCLIP STUDIO PAINT、Rebelle 7、およびPhotoshopで、2Dイラスト作品の保護をサポートしています。
使用方法も簡単です。作品をJPEGまたはPNG形式で書き出す際にプラグインやエクスポートオプションを利用することで、作品にマイクロマークが埋め込まれ、「Wacom Yuify」のプラットフォーム上で永続的な著作権記録が生成されます。マイクロマークはワコムが開発した特許取得技術に基づいており、作品のオリジナリティを証明し、クリエイターの権利を守ります。
永久的な著作権の証明とブロックチェーン技術
「Wacom Yuify」は、ブロックチェーン技術を活用することで、著作者と作品の関係を永久に記録します。ブロックチェーンにより記録された著作権データは変更不可能であるため、原作者と作品の紐付けをデジタルで不変に保ちます。これにより、著作権を守るための強力な手段を提供します。
著作権情報の検索ツール「Yuifinder」
「Wacom Yuify」には、著作者の記録を探し出すための「Yuifinder(ユイファインダー)」機能も用意されています。Yuifinderを使用することで、公開されている画像のマイクロマークをスキャンし、著作者や作品情報を閲覧することが可能です。著作者記録、作品の背景情報なども簡単に確認でき、一般のユーザーもサインアップなしで利用できます。
Yuifinderの使用方法
クリエイターの権利を強化する「Wacom Yuify」
デジタルの世界で作品の著作権を守ることは、特にプロの道を歩み始めたばかりのクリエイターにとって重要です。「Wacom Yuify」を活用することで、自身の作品の著作権を確実に保護し、デジタルアートの真正性と由来を維持することが可能です。ワコムのインク・ディビジョンのシニアバイスプレジデント、ハイジ・ワン氏も「Wacom Yuifyはクリエイターの権利を守るための強力なツールです」と述べています。
Wacom Yuifyベータ版に参加する方法
2024年11月15日(金)から、「Wacom Yuify」のパブリックベータ版が無料で提供されます。CLIP STUDIO PAINT*およびRebelle 7の最新版、Photoshopのプラグインを使用することで、簡単にマイクロマークが埋め込まれた作品を生成できます。利用にはWacom IDの登録が必要です。
*CLIP STUDIO PAINTは こちらでWacom Yuify対応版をダウンロードできます。
コネクテッド・インク2024で「Wacom Yuify」を体験
2024年11月15日(金)・16日(土)に東京・新宿で開催される「コネクテッド・インク2024」では、「Wacom Yuify」を実際に体験することができます。ぜひワコムのブースにお立ち寄りください。
イベント詳細
- 会場: 新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1)
- 開催日時:
- 11月15日(金)15:00~(受付開始14:30~)
- 11月16日(土)13:00~(受付開始12:30~)
イベントにご来場の際は事前の参加登録が必要です。
登録はこちらから:参加登録
ワコムについて
株式会社ワコムは、デジタルペン技術において業界をリードする企業です。ペンタブレットや電子サイン、教育機関での利用に加え、デジタルペンのOEM提供も行っています。ワコムの製品は、クリエイティブなプロフェッショナルから一般ユーザーまで、幅広く愛用されています。
■プレスリリース配信元-株式会社ワコム
https://companydata.tsujigawa.com/company/8030001033121/
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