憂鬱な都市生活を描く話題のグルメ小説!
『お口に合いませんでした』10月29日発売決定
食べること、そしてままならない都市生活。
外食の「おいしい」が常識となった今だからこそ、味に満足しなかった食事から都市生活の厳しさを描く話題のグルメ小説が登場!株式会社太田出版より、著者オルタナ旧市街の小説デビュー作『お口に合いませんでした』が、2024年10月29日(火)に刊行されます。芥川賞作家・高瀬隼子氏も推薦する注目作です。
現代都市での“食べること”をテーマに、オルタナ旧市街が初の小説を発表

文筆家として文学フリマやインターネットで注目を集めるオルタナ旧市街が、これまでのエッセイで頻繁に扱ってきた「食」をテーマに据えた待望のデビュー小説を発表。現代の都市生活者が直面する「ままならない」状況を、食事の不満という独特な視点から描いた全13篇を収録しています。
小説の一部紹介
- 「ゴースト・レストラン」
体調を崩した主人公が頼んだUberEatsのシチュー。届いたのは冷え固まり、独特な油の匂いが漂う一皿。都市の孤独と便利さが交錯する瞬間を描く。 - 「ユートピアの肉」
北欧インテリア量販店で人工肉のビヨンド・ミートボールを食べた主人公。付き合っていない相手との微妙な関係が映し出される。 - 「Girl meets Boy」
10年ぶりに参加する同窓会。グループチャットに送られてきたのは「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題2980円!」の食べログURL。都市生活のグルメに潜む皮肉と違和感が浮き彫りに。
高瀬隼子推薦!「都市生活者必読の一冊」
芥川賞受賞作『おいしいごはんが食べられますように』の著者・高瀬隼子氏も本書を推薦。「都市に暮らす者ならば誰もが共感できる、憂鬱とグルメの絶妙な融合」とのコメントを寄せています。
『お口に合いませんでした』書籍情報

- 書名:『お口に合いませんでした』
- 著者:オルタナ旧市街
- 装画:豊井祐太
- 発売日:2024年10月29日(火)
- 判型:四六判変型/並製
- 予価:1,980円(本体1,800円+税)
- ページ数:200ページ前後(予定)
- ISBN:978-4-7783-1965-6
- 購入:Amazonで購入
詳細は太田出版公式サイトまたはAmazonページをご覧ください。
著者プロフィール
オルタナ旧市街
イマジナリー文藝倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。2019年からネットプリントを中心に文筆活動を展開し、自家本『一般』『ハーフ・フィクション』が好評を博す。2024年6月に『踊る幽霊』を柏書房より刊行。
■プレスリリース配信元-株式会社太田出版
https://companydata.tsujigawa.com/company/1011101023136/
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