キャディ、製造業の未来を切り拓くAIデータプラットフォームを発表
『製造業AIデータプラットフォーム CADDi』を発表– 300人の採用計画
事業統合を通じて300人の採用を目指す
製造業のデジタル化に取り組むキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤勇志郎、以下「キャディ」)は、部品調達プラットフォーム「CADDi Manufacturing」と図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」の2つのサービスを統合し、新たに「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」を発表しました。これにより、製造業のデジタル変革をさらに加速させていく考えです。今後1年間で300人の新規採用を目指しています。
事業統合の背景とキャディの展望
キャディは2017年11月の創業以来、製造業向けの受発注プラットフォーム「CADDi」を2018年から提供してきました。品質・コスト・納期(QCD)を重視した調達支援により、グローバルな展開を進めており、現在は日本国内に加えて、ベトナム、タイ、アメリカなど4カ国で事業を展開しています。
近年、製造業の調達や製造に関する問題の多くは、設計段階から起因することが多く、設計図面を起点にしたサプライチェーン全体へのアプローチが求められています。そのため、キャディは部品調達支援事業とデータプラットフォーム事業を統合し、次世代の製造インフラとしての「AIデータプラットフォーム」を構築することを決定しました。
新構想「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」の詳細
キャディが新たに展開する「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」は、図面やCADデータ、コスト、品質データなど、製造業に関わるあらゆる情報を解析し、相互に関連付けることで、企業の生産活動を効率化するシステムです。このプラットフォームは、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンの両方からアプローチし、全体最適を実現することを目指しています。
AIの進化によって、設計の自動化や過去の不良情報を基にした設計改善、サプライヤー選定の最適化などが可能になりますが、現在、多くの製造業はデータが散在し、デジタル化が進んでいないため、その活用が難しい状況です。この課題を解決するために、キャディは製造業の「標準」を引き上げることに挑戦します。
CADDi Drawerの成長と今後の展望
2022年6月にサービスを開始した「CADDi Drawer」は、製造業界で幅広く利用されており、国内外の企業から高い評価を得ています。特に、IHI、スズキ、住友理工、ヤンマーホールディングスなどの大手企業に導入され、SaaS企業としての成長を遂げています。今後も、300人の新規採用を進め、さらなる成長を目指してまいります。
キャディは、全てのモノづくりに従事する企業と人々のポテンシャルを最大限に引き出すことを使命として、今後も挑戦を続けていきます。
代表取締役からのメッセージ
今回のプレスリリースに関して、代表取締役の加藤勇志郎がnoteにて詳細を述べています。ぜひご覧ください。
キャディ、製造業AIデータプラットフォームとしての、第二章
会社情報
キャディ株式会社は「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」を企業ミッションとし、製造業のデジタル変革を推進しています。エンジニアリングチェーンとサプライチェーン上のあらゆるデータを解析し、インサイトを抽出することで、人間の生産活動を高度化する「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」を提供しています。現在、累計資金調達額は217.3億円で、日本を含む4カ国で事業を展開しています。詳細はこちらをご覧ください。
■プレスリリース配信元-キャディ株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/6010001187623/
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