兵庫県

兵庫県（ひょうごけん、英：Hyōgo Prefecture）は、日本の近畿地方に位置する県で、県庁所在地は神戸市です。

地理

兵庫県は日本列島のほぼ中央に位置し、東は京都府・大阪府、西は鳥取県・岡山県、南は香川県・徳島県と接しています。また、北は日本海、南は瀬戸内海に面しており、本州で2つの海に接している数少ない県の一つです。県内には東経135度の子午線が通っており、日本標準時の基準となっています。

面積と人口

県の面積は8,400.95平方キロメートルで、全国で12番目の広さを持ちます。2023年1月時点の人口は5,459,867人で、全国で7位の人口規模です。県内では神戸市が最も人口が多く、1,510,917人が暮らしています。

経済

兵庫県の県内総生産（GDP）は約21兆2,106億円で、全国7位の経済規模を誇ります。産業別に見ると、第2次産業が1.0％増と4年連続のプラス成長を示しています。

文化と観光

兵庫県は多様な文化と観光資源を有しています。神戸市の異人館や中華街、世界遺産の姫路城、名湯として知られる有馬温泉など、多くの観光スポットがあります。また、県内には但馬、丹波、播磨、摂津、淡路の5つの旧国が存在し、それぞれ独自の歴史と文化を持っています。

特色

兵庫県はその多様な気候と風土から「日本の縮図」とも称されます。北部の日本海側は豪雪地帯であり、南部の瀬戸内海側は温暖な気候が特徴です。このような地理的特性から、農業、漁業、工業など多岐にわたる産業が発展しています。