AI・クラウド時代に注目される「自宅サーバー」の魅力を発信。
初心者からインフラエンジニアまで楽しめるハイブリッドイベント
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(東京都中央区、代表理事:草間一人)は、自宅サーバーやホームラボをテーマとした技術カンファレンス「自鯖缶(じさばかん)」を、2026年11月15日(日)に東京・お台場の「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」で初開催します。本イベントは、現地250名、オンライン500名規模のハイブリッド形式で開催され、一般参加登録の受付を開始しています。「自鯖缶」は、自宅にサーバーやネットワーク機器を設置し、自らインフラ環境を構築・運用する「ホームラボ」の実践者が集まる技術イベントです。
初開催となる今回は、不要になったPCを活用する初心者向けの内容から、Kubernetesクラスタの構築、個人AS(自律システム)の取得、エンタープライズストレージの自宅導入まで、幅広いテーマを取り上げます。
全20セッションを4トラックで展開するほか、実際のサーバー機器やネットワーク環境を体験できる展示企画、技術者同士の交流機会も設けられます。
AI・クラウド時代に、あえて自宅サーバーを構築する理由
抽象化が進む現代だからこそ、物理インフラに触れる価値
クラウドサービスやAI技術の普及により、システム開発・運用の効率化が進んでいます。マネージドサービスの活用によって複雑なインフラ管理が簡素化される一方、エンジニアが物理サーバーやネットワーク機器に直接触れる機会は減少しています。こうした時代において、自宅にサーバーを設置し、OSのインストールからネットワーク設計、バックアップ、障害対応までを自ら実践する「ホームラボ」が、一部の技術者やIT愛好家の間で親しまれています。近年は、ミニPCや中古サーバー、Raspberry Piなどの機材に加え、仮想化プラットフォーム「Proxmox VE」やスマートホーム管理ソフトウェア「Home Assistant」など、個人でも本格的なシステム環境を構築できる技術が利用されています。
自宅サーバーは、ITインフラを学ぶための実践環境であると同時に、自分だけのシステムを自由に構築できる趣味としての魅力も持っています。「自鯖缶」は、こうした技術への純粋な好奇心を持つ人々が集まり、知識や経験を共有する場として企画されました。
自宅サーバーの経験が実務のスキル向上にもつながる
ホームラボの構築では、限られた予算や設置スペース、電力消費、冷却、騒音など、家庭環境ならではの制約に対応する必要があります。こうした課題を解決する過程では、システムの冗長化、Infrastructure as Code(IaC)、バックアップと復旧、ゼロトラストセキュリティ、ネットワーク運用など、企業のITインフラ管理にも共通する技術を実践できます。
今回のカンファレンスでは、趣味としての楽しさと実務にも役立つ技術的な知見の双方に焦点を当てています。
全20セッションを開催!KubernetesやProxmox、個人AS取得まで幅広く紹介
「自鯖缶」では、初心者から経験豊富なインフラエンジニアまで楽しめる、全20セッションを4トラック並行で実施します。
キーノート「ようこそ自鯖缶へ 〜校長先生のお話〜」
キーノートには、自鯖缶実行委員長の内山 翼(unchama)氏が登壇します。内山氏は学生時代、クラウドサービスの従量課金による費用負担を懸念し、自宅でMinecraftサーバーを構築したことをきっかけに、自宅サーバーの世界へ傾倒しました。その後、仕事とプライベートの双方でインフラ技術に携わり、コロナ禍に公開した自宅サーバー環境の紹介動画が大きな反響を呼びました。
現在は自宅サーバー愛好家向けのYouTubeチャンネルを運営し、ホームラボの魅力や技術情報を発信しています。
注目の技術セッション(一部抜粋)
- 初めての自宅サーバー入門:使わなくなったPCで始める方法と、ハードウェア選定で確認すべきポイント
- お風呂場をサーバルームにしよう:家庭内の空間を活用したユニークなサーバー運用
- 個人ASを取得して、自宅Kubernetes上のVMをグローバルIPで公開した話:個人によるネットワーク構築の実践例
- エンタープライズストレージは自宅に置けるのか:ストレージアレイを活用した本格的なホームラボ構築
- 自宅サーバはどこまで再現できるのか:Proxmox VE、IaC、バックアップを組み合わせた環境復元
- さようならSSH鍵、こんにちはゼロトラスト:AIフレンドリーな自宅サーバーのSSHアクセス管理
- メールサーバを建て、そして届くようにするまで:自前メールサーバーの構築と到達性確保
- Home Assistantによる電力の可視化:市販・自作IoT機器を活用した家庭内の電力管理
- サーバーラックは作る時代!:3Dプリンターを活用した10インチラックの自作
- Re:ゼロから始めるシェアハウスのペットな鯖:共同生活環境におけるサーバー運用
これらのセッションでは、成功事例だけでなく、構築時の失敗や運用上の課題、具体的な解決方法なども共有される予定です。全セッションの詳細は、自鯖缶公式セッションページで確認できます。
実機展示も充実!自宅サーバーやKubernetesクラスタを間近で体験
今回のイベントでは、講演に加えて実際のサーバー機器やネットワーク環境を見学できる展示企画も大きな特徴となっています。会場の約半分を展示スペースとして使用し、参加者や有志が持ち込んだ機器を接続して、イベント当日限定のネットワーク環境を構築します。来場者は、ホームラボ実践者が使用しているサーバーやネットワーク機器を間近で見ながら、構成方法や運用上の工夫について直接話を聞くことができます。
また、実行委員が構築したKubernetesクラスタの展示も予定されています。自宅サーバーをこれから始めたい人にとっては実際の機材を知る機会となり、経験者にとっては新たなアイデアや技術を発見できる交流の場となります。
初心者からSRE・インフラエンジニアまで参加できる技術イベント
「自鯖缶」では、機材の性能や技術力によって参加者を区別せず、「好き」という気持ちを出発点としたコミュニティづくりを大切にしています。運営方針として掲げるのは、「好き」から始めること、手触りのある技術を扱うこと、自慢話も失敗談も歓迎すること、初心者を置いていかないこと、そして展示と対話を重視することの5つです。高価なサーバー機器がなくても、使わなくなったPCや小型マシン1台からホームラボを始めることができます。
自宅サーバーに初めて挑戦する方はもちろん、セルフホスティングに関心がある方、物理インフラを学び直したいSRE・インフラエンジニア、自宅Kubernetes環境やネットワーク構成について情報交換したい技術者など、幅広い参加者を想定しています。
スポンサー企業も募集!技術コミュニティとの交流機会を提供
自鯖缶では、ホームラボ文化や技術者コミュニティの発展を支援するスポンサー企業を募集しています。スポンサー向けには、会場でのブース展示や実機デモ、ノベルティ配布などが可能な「プラチナスポンサー」と、公式サイトやイベント当日のスクリーンへのロゴ掲載、求人情報掲載などに対応する「ゴールドスポンサー」の2種類を用意しています。
| スポンサープラン | 協賛金額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| プラチナスポンサー | 300,000円 | 会場ブース出展、実機デモ、ノベルティ配布など |
| ゴールドスポンサー | 100,000円 | 公式サイト・会場スクリーンへのロゴ掲載、求人情報掲載など |
いずれも先着順で受け付けており、プラチナスポンサーについてはブース数に限りがあります。
詳細は公式スポンサー募集ページをご確認ください。
「自鯖缶」開催概要・参加料金

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名称 | 自鯖缶(じさばかん) |
| 開催日 | 2026年11月15日(日) |
| 開催時間 | 10:00~18:00 |
| 懇親会 | 18:00~19:45 |
| 会場 | docomo R&D OPEN LAB ODAIBA |
| 開催場所 | 東京・お台場 |
| 開催形式 | 現地・オンラインのハイブリッド開催 |
| 現地参加規模 | 250名 |
| オンライン参加規模 | 500名 |
| 現地参加費(一般) | 3,000円 |
| 現地参加費(U25) | 1,500円 |
| オンライン参加費 | 無料 |
| プログラム | 全20セッション・4トラック、実機展示、交流企画 |
| 主催・運営 | 一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会 |
| 公式サイト | https://jisaba.sh/ |
| 公式X | https://x.com/jisabakan |
参加方法・事前登録について
参加には事前登録が必要です。現地参加は一般3,000円、25歳以下を対象とするU25料金は1,500円です。オンライン参加は無料となっています。参加登録や最新情報の確認は、以下の公式サイトから行えます。
自鯖缶公式サイト: https://jisaba.sh/
協賛企業
本イベントには、以下の企業が協賛しています。
- さくらインターネット株式会社
- 株式会社クラスアクト
- 合同会社良能技研
- Zabbix Japan LLC
主催団体「一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会」について
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会は、日本国内におけるクラウドネイティブ技術の普及と人材育成、技術者同士の交流促進を目的とした団体です。技術イベント「Platform Engineering Kaigi」や「自鯖缶」の企画・運営をはじめ、技術コミュニティのハイブリッド開催支援などに取り組んでいます。
コミュニティ活動を通じて、技術者が知識や経験を共有し、学び合える環境づくりを推進しています。
団体概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会 |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 代表理事 | 草間 一人 |
| 主な活動 | クラウドネイティブ技術の普及、人材育成、技術カンファレンス・コミュニティ支援 |
| 公式サイト | https://www.cnia.io/ |
記事要約(Summary)
2026年11月15日(日)に東京・お台場で開催される「自鯖缶」は、自宅サーバーやホームラボ、セルフホスティングに関心を持つ技術者が集まるカンファレンスです。全20セッションでは、初心者向けのサーバー構築からKubernetes、Proxmox VE、個人AS取得、ゼロトラストセキュリティまで、多彩な技術テーマを取り上げます。実機展示や技術者同士の交流を通じて、インフラ技術を実際に触りながら学べることも特徴です。AIやクラウドサービスが普及する現代において、あえて自らの手でサーバーを構築し、運用する楽しさを再発見できるイベントとして注目されます。
現地参加のほか、無料のオンライン参加にも対応しており、現在、公式サイトにて事前参加登録を受け付けています。
■プレスリリース配信元-一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会

























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