生演奏で体感する映画『キングダム』――シリーズ初のシネマコンサートが東京・大阪・福岡・横浜で開催

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作曲家・やまだ豊が語る『キングダム』音楽の魅力
「多くの試行錯誤を重ねた作品。純粋に楽しみ」

2019年、2022年、2024年の邦画実写No.1に輝き、国内の数々の映画賞を受賞してきた映画『キングダム』シリーズ。その新章となる最新作『キングダム 魂の決戦』の2026年7月17日公開を記念し、シリーズ初となる『キングダム』シネマコンサートが全国4都市で開催されます。公演は、2026年7月5日(日)の東京国際フォーラム ホールAを皮切りに、大阪・フェスティバルホール、福岡・福岡市民ホール 大ホール、横浜・パシフィコ横浜 国立大ホールで実施。上映作品は、シリーズ第1作となる映画『キングダム』(2019年/上映時間134分)です。

本公演では、映画本編の映像を大スクリーンで上映しながら、劇中音楽をオーケストラが生演奏。『キングダム』の壮大な世界観、信と漂の友情、戦場を駆け抜ける疾走感、王都奪還へ向かう熱量を、映像と音楽の融合によって体感できる特別なコンサートとなります。

『キングダム』シリーズの音楽を手がける作曲家・やまだ豊

作曲家・やまだ豊

映画『キングダム』シリーズの音楽を担当しているのは、作曲家・やまだ豊氏。第1作『キングダム』からシリーズ全作の音楽を手がけ、第1作および第4作『キングダム 大将軍の帰還』では日本アカデミー賞 優秀音楽賞を受賞しています。やまだ氏は2017年から活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移し、国内外の映画、ドラマ、アニメ作品で活躍。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』『幽☆遊☆白書』、アニメ『東京喰種 トーキョーグール』など、幅広い作品の音楽を手がけてきました。

『キングダム』シリーズについて、やまだ氏は「多くの試行錯誤を重ねた作品」と表現。長い伝統を持つオーケストラという形式を用いながら、『キングダム』ならではの勢いや疾走感をどのように音楽で表現するかに苦心したと語っています。

オーケストラ、ロック、シンセサイザーが融合する『キングダム』ならではの音楽

『キングダム』の音楽は、チェロ、バイオリン、ホルンなどクラシックを思わせる重厚な音色を軸にしながら、ロックやシンセサイザーの要素を取り入れたハイブリッドなサウンドが特徴です。やまだ氏は、主人公・信が突如として激しい運命に投げ込まれていく第1作の物語を振り返り、信の情熱、前へ進み続ける力、少年漫画ならではのスピード感や躍動感を音楽で表現するため、純粋なオーケストラだけではない音楽設計を選択したと説明しています。

クラシックの文法に沿うだけでは表現しきれない熱量をどう音にするのか。既存の様式にとらわれず、『キングダム』の世界にとって最も強く響く音を選ぶことが、シリーズ音楽の大きなテーマとなっています。

シネマコンサートならではの高度な演奏表現

今回の『キングダム』シネマコンサートでは、映画本編の映像に合わせてオーケストラが生演奏を行います。シネマコンサートは、単に映画音楽を演奏するだけではなく、映像の進行、登場人物の動き、セリフ、感情の変化と音楽を緻密に合わせる高度な技術が求められる公演形式です。演奏中に映像や時間の進行を直接確認しているのは基本的に指揮者であり、オーケストラの演奏者たちは指揮者を見ながらタイミングを合わせていきます。『キングダム』は音楽の量が多く、映像とのタイミングも非常にシビアな作品です。指揮を務める井田勝大氏のもと、オーケストラ全体が映像と呼吸を合わせながら、作品の迫力と感情を生演奏で立ち上げていきます。

やまだ氏もリハーサルを鑑賞し、「生演奏ならではの迫力があり、映像と重なることで、より一層感情が立ち上がるように感じた」とコメント。自身の音楽がこのような形でコンサートとして演奏されるのは初めてであり、特別な思いがあると語っています。

注目シーンは「信と漂の別れ」

リハーサルを見たやまだ氏が特に印象に残ったシーンとして挙げたのが、信と漂の別れの場面です。このシーンは、シリーズ全体を貫く信の「天下の大将軍になる」という夢が、初めて現実へと動き出す重要な瞬間でもあります。オーケストラによる生演奏では、録音された音楽とは異なる抑揚や響きが加わり、信と漂の絆、喪失、決意がより深く胸に迫る場面として体感できるでしょう。

やまだ氏は、生演奏について「その日の客席の空気や演奏者の感情も音に反映されるため、同じ作品であっても毎回異なる表情を味わえる」とコメントしています。

映画音楽家・やまだ豊の創作姿勢

やまだ豊氏は、子どもの頃から邦楽・洋楽を問わずさまざまなジャンルの音楽に親しみ、高校生の頃にコンピューターを使って初めて作曲を経験。何もないところから音楽を形にしていく「0から1」の創作に魅力を感じ、作曲家を志すようになりました。特にハリウッド映画音楽のスケールの大きさや表現の幅広さに強く惹かれ、映像や物語に寄り添いながら、感情や世界観を音楽で形にする映画音楽家の道へ進みます。創作においては、台本を読み、キャラクターの背景やシーンの意味を考えたうえで、実際の役者の演技を見て音楽の方向性を決めていくといいます。表面的な感情だけではなく、登場人物が背負っているものや、目の奥にある悲しみ、決意、迷いといった一段奥の感情を音楽で表現することを大切にしています。

やまだ氏は、創作している時間の多くは苦しい時間でもあるとしながらも、映像のために作った音楽が作品を離れて聴かれたときにも一つの楽曲として自立し、聴く人の心に何かを残せる瞬間に大きなやりがいを感じると語っています。

公演概要

最新作公開記念『キングダム』シネマコンサート

東京公演
日程:2026年7月5日(日)
会場:東京国際フォーラム ホールA
時間:16:00開場/17:00開演

大阪公演
日程:2026年7月7日(火)
会場:フェスティバルホール
時間:17:30開場/18:30開演

福岡公演
日程:2026年7月16日(木)
会場:福岡市民ホール 大ホール
時間:17:30開場/18:30開演

横浜公演
日程:2026年7月24日(金)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
時間:
昼公演 13:00開場/14:00開演
夜公演 18:00開場/19:00開演

出演者・演奏

指揮:井田勝大

演奏:
東京フィルハーモニー交響楽団(東京・横浜)
大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪)
九州交響楽団(福岡)

チェロ:
奥泉貴圭(東京)
稲本有彩(大阪・福岡・横浜)

上映作品

『キングダム』(2019年/上映時間134分)

原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、佐藤信介、原泰久
音楽:やまだ豊

企画・制作・主催:日本テレビ/プロマックス/【福岡公演】FBS福岡放送

©原泰久/集英社
©2019映画「キングダム」製作委員会

やまだ豊 プロフィール

1989年生まれ。2011年、ドラマ『マルモのおきて』で劇伴作曲家としてデビュー。その後、CMや映画にも活躍の場を広げ、アニメ『東京喰種 トーキョーグール』のOriginal SoundtrackはYouTubeでの再生回数が1億回を超えるなど、国内外で高い注目を集めています。代表曲「Glassy Sky」は、Eminemの楽曲「Good Guy」(アルバム『Kamikaze』収録曲)にサンプリングされ、世界的にも話題となりました。2017年以降は活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移し、中国映画『Cry Me a Sad River』、Warner Bros. Home Entertainment『Catwoman: Hunted』など海外作品にも参加。映画『キングダム』で第43回および第48回日本アカデミー賞 優秀音楽賞を受賞し、2023年にはTVアニメ『ヴィンランド・サガ』でJerry Goldsmith Awards Best Score for a TV showを受賞しています。

そのほかの担当作品に、Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』『幽☆遊☆白書』などがあります。

チケット情報

チケットの最新情報は、公式サイトおよびチケットぴあなど各プレイガイドでご確認ください。

公式サイト:https://www.promax.co.jp/kingdom-cinemaconcert/

記事要約(Summary)

映画『キングダム』シリーズ初となるシネマコンサートが、最新作『キングダム 魂の決戦』の2026年7月17日公開を記念して、東京・大阪・福岡・横浜の全国4都市で開催されます。上映作品はシリーズ第1作『キングダム』(2019年)。大スクリーンで映画本編を上映しながら、劇中音楽をオーケストラが生演奏する特別公演です。

音楽を手がける作曲家・やまだ豊氏は、『キングダム』の音楽について「多くの試行錯誤を重ねた作品」と語り、オーケストラ、ロック、シンセサイザーを融合させた独自の音楽設計を紹介。生演奏によって、信と漂の別れをはじめとする名シーンが、より深く心に迫る体験になると期待を寄せています。

■プレスリリース配信元-日本テレビ放送網株式会社

https://companydata.tsujigawa.com/company/3010401099553/

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