物流業界の環境負荷を大幅に低減する新製品「Replaパレット」
2025年12月より提供開始
株式会社esa(本社:東京都千代田区/代表取締役:黒川周子、以下esa)は、従来焼却されてきた複合プラスチックを再生プラスチックペレット「Repla」へと再資源化し、そのReplaを100%使用した高耐久・高衛生・低環境負荷パレットを製品化しました。2025年12月より提供を正式に開始します。
本製品は、esa独自のリサイクル技術「esa method」によって、分別困難な複合プラスチックをそのまま原料として再利用することで、環境負荷低減と資源循環を大きく前進させる新たな物流資材として期待されています。
物流を支える“パレット”の環境課題
年間数千万枚が消費される日本のパレット市場
物流現場で欠かせないパレットは、日本国内だけでも年間数千万枚が生産され、その多くは木製パレットが占めます。しかし、木製素材には以下の課題があります。
- トゲ・釘による怪我や貨物破損
- カビ・虫の発生
- 輸出時のISPM15(植物防疫措置)に基づく熱処理・燻蒸処理が必須
- 使用後の産業廃棄物処理コストが発生
一方、プラスチック製パレットは衛生的で耐久性が高いものの、破損時の修理性の低さや石油由来のバージン材使用による環境負荷 が課題でした。物流業界はCO₂排出量の約18%を占める大産業であり、持続可能な資材への転換が急務となっています。
Replaパレットの特長:環境負荷の低減と実用性を両立

① CO₂排出量を48%削減──“焼却されていた”複合プラスチックを100%原料に活用
esaが開発した再生プラスチックペレット「Repla」は、
- 樹脂・紙・金属蒸着などの複合プラスチックを“分離せず”に再生できる
- 洗浄・分別工程を大幅に削減
という独自技術により生まれた新たな素材です。
同等仕様のバージン材PPパレット比でCO₂排出量を約48%削減(esa試算)し、廃プラスチックの新たな出口として循環型経済を牽引します。
② 高耐荷重・高耐候性──-40℃環境下や大型倉庫での使用に対応
国際検査機関SGSのISO8611試験にて、
- 静荷重:4トン
- 動荷重:2トン
- -40℃の冷凍倉庫での長期保管試験クリア
という高い実用性能を確認。食品・医薬品物流や寒冷地倉庫に最適なパレットです。
③ 衛生的で安全な設計──破片・トゲ・腐食の心配なし
- 水分吸収が少なく腐食しない
- 成形品のためサイズ精度が高い
- カビ・トゲ・ササクレの発生なし
作業者の安全性向上と貨物破損リスクの低減につながります。
④ 完全循環モデル──使用済みパレットを回収し再びReplaへ
esaは使用済みのReplaパレットを回収し、粉砕後に再度Replaとして再生する循環スキームを構築。
資材ロスを最小化し、企業のCO₂排出削減にも寄与する循環型プラットフォーム を提供します。
⑤ 豊富なサイズ・カラー展開
- 標準サイズ:1100×1200×H140mm(自重21kg)
- カラー:黒・緑・ベージュ
- その他1100×1100×H140mmなど複数展開
物流システムに合わせて柔軟に選択できます。
価格と提供開始時期
- 提供開始:2025年12月
- 参考価格:6,000円/枚(税別)
※数量・仕様により変動。レンタルモデルやカスタムサイズにも対応。
esa methodとReplaがもたらす社会的価値

esa methodは、分別困難なプラスチックを“そのまま”材料化できる革新的技術です。
従来再利用不可能とされた複合プラスチックを再生できるため、以下を実現します。
- 廃棄物量そのものの削減
- 再生材市場の拡大
- 循環型経済(サーキュラーエコノミー)の推進
- 工場廃材の新たな活用先の創出
特に今回のパレット製品化により、大量の複合プラスチックが再資源化可能となり、物流現場を起点としたCO₂排出削減につながります。
代表取締役 黒川 周子 コメント
「私たちが向き合ってきたのは、“どこにも行き場のないプラスチック”でした。複合プラスチックは長年リサイクルが難しいとされ、焼却に頼らざるを得ない素材でした。私たちは、その“行き場のない資源”に価値を与えることこそが、循環型社会をつくるための重要な鍵だと考えています。
物流の基盤であるパレットを、捨てられてきた素材から生み出すことは決して簡単ではありませんでした。しかし、esaの技術者たちが、素材の組成が毎回異なる廃プラスチックと向き合い、温度・圧力・混練条件を一つひとつ検証し続けたことで、安定した品質を確保できるリサイクルプロセスを実現しました。膨大な試験と改良を積み重ねた結果、廃棄物の中に眠る可能性をもう一度すくい上げることができました。
Replaパレットは、単なる製品ではなく、『廃棄の前提を変える』ための挑戦の結晶です。環境負荷の低減に取り組む企業の皆さまとともに、持続可能な社会を実現する一歩を踏み出せることを心から願っています。」
株式会社esa 代表取締役 黒川 周子
お問い合わせ
「Repla」パレットに関するご相談はこちら
問い合わせフォーム:https://esa-gl.com/contact
電話番号:050-1752-6866(平日10:00–18:00)
会社概要
会社名:株式会社esa
設立:2022年3月1日
所在地:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階「0 Club」
代表取締役:黒川 周子
事業内容:
・複合プラスチックのリサイクルコンサルティング
・再生プラスチックペレットの加工・販売
・プラスチック製品の開発・販売
URL:https://esa-gl.com/
記事要約(Summary)
- 焼却されていた複合プラスチックを100%再生した「Repla」パレットを製品化
- CO₂排出量を従来比48%削減
- 静荷重4t・動荷重2t/-40℃環境対応の高耐久モデル
- 衛生的・破損しにくい設計で物流現場のリスクを低減
- 使用済みパレットを再びReplaへ戻す完全循環型モデルを構築
- 物流業界の脱炭素化とサーキュラーエコノミーを推進する新しい物流資材
■プレスリリース配信元-株式会社esa
https://companydata.tsujigawa.com/company/1010401165968/

























この記事へのコメントはありません。