AIを活用した金融サービスで国内外から注目
大規模な資金調達を実現

株式会社UPSIDER（代表取締役：宮城徹、水野智規、本社：東京都港区）は、AI技術を活用した独自の与信モデルおよびユーザー体験の提供を高く評価され、シリーズDラウンドでエクイティ55億円を調達。さらに、2024年初からの累積デット資金99億円を含む総額154億円の資金調達を完了しました。共同リード投資家にはグローバル・ブレインおよびテンセントが名を連ね、その他にも国内外の大手投資家が参加しています。加えて、既存株主によるセカンダリー取引として17億円相当の株式譲渡も行われました。

調達資金の使途と今後の展開

調達した資金は、既存事業のさらなる成長に加え、新規事業開発やAI技術を活用した革新的なプロジェクトに投入されます。また、パートナー企業との連携を深めながら、国内外の企業支援を強化していく方針です。

資金調達概要

• 総調達額：154億円
  • エクイティ（第三者割当増資）：55億円
  • デット調達（2024年初からの累積）：99億円

出資者一覧（敬称略）

新規引受先

• テンセント
• 日本航空
• SuMi TRUSTイノベーションファンド
• 北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合（QRインベストメント、Carbon Ventures）

既存株主による追加出資

• グローバル・ブレイン
• みずほキャピタル
• 三菱UFJキャピタル
• AGキャピタル
• ANRI
• DNX Ventures
• SMBCベンチャーキャピタル
• WiL

UPSIDERの成長と主力事業

法人カード「UPSIDER」と請求書カード払いサービス「支払い.com」

「UPSIDER」は2020年にリリースされ、法人カード市場で高い評価を獲得しています。続いて2022年には「支払い.com」を導入し、企業の請求書処理業務を大幅に効率化。2024年9月時点で、両事業の導入企業数は60,000社に到達しました。

主な成長実績

• 「UPSIDER」決済額：190億円 → 4,500億円（23.7倍）
• 「支払い.com」累計決済額：700億円超（2024年8月時点）

AIチャット型業務効率化ツール「UPSIDER Coworker」

2023年6月に発表された「UPSIDER Coworker」は、AIによる領収書と決済の自動紐付け機能を提供。現在、160万件以上の領収書を処理し、多くの企業の業務負担を軽減しています。

グロースデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」

2023年に発表したこのファンドでは、約80億円の融資を実行。第一号融資先の株式上場など、具体的な成果が見られます。

パートナー企業との連携による新規事業創出

• ライフカード × UPSIDER：「UPSIDER」法人カード（2020年）
• クレディセゾン × UPSIDER：「支払い.com」（2022年）
• みずほフィナンシャルグループ × UPSIDER：「UPSIDER BLUE DREAM Fund」（2023年）
• PoliPoli × UPSIDER：「自治体共創ファンド」（2024年）

経営基盤の強化

• CFO 原裕平氏（ゴールドマン・サックス元マネージング・ディレクター）
• VP of Growth 米田陽介氏（楽天グループ元執行役員、楽天イーグルス元社長）

これにより、資本市場でのプレゼンス向上と事業の持続的成長を実現しています。

今後の展望

1. 既存事業の拡大
2. AIを活用した新規事業の開発
3. パートナー企業とのさらなる連携強化
4. 全国主要都市への拠点展開（大阪支社が先行稼働中）

企業規模の拡大に伴い、ホールディングス体制への移行も計画中です。

採用情報

UPSIDERでは事業成長を支える人材を積極採用中です。エンジニアやマーケティングなど多岐にわたる職種で募集しており、次世代の経営人材の育成にも注力しています。

株式会社UPSIDER
設立：2018年5月
代表者：宮城徹、水野智規
所在地：東京都港区六本木 7-15-7
公式サイト：UPSIDER公式サイト

■プレスリリース配信元-株式会社UPSIDER
https://companydata.tsujigawa.com/company/6010001191856/