生分解性プラ認証の登録試験所にケミトックスが認定
国内外の認証取得をワンストップでサポート
株式会社ケミトックス(代表取締役CEO:中山紘一、以下ケミトックス)は、2月に日本バイオプラスチック協会(JBPA)から「生分解性プラ認証」の登録試験所として認定されたことを発表した。これにより、ケミトックスは、国際規格に準拠した生分解性試験を自社で実施し、生分解性プラ認証の取得に必要なポジティブリストへの新規登録をサポートできるようになった。
生分解性プラ認証とは
生分解性プラ認証とは、循環型社会の実現に貢献する新素材であるバイオプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの総称)の普及促進と試験・評価制度の確立を目的に、JBPAが1989年に設立した民間団体が運営する認証制度である。認証を受けた製品には、「生分解性プラ」のマークを使用することができる。このマークは、製品が生分解性の基準と環境適合性の審査基準を満たしていることを消費者に示すものである。
ケミトックスがサービスの強化に注力
ケミトックスは、創業50周年を迎えるにあたり、生分解性試験・評価からグローバル認証までのサービスを強化することを決めた。その一環として、昨年6月からJBPAに登録試験所の認定申請を行い、半年間の審査を経て、この度認定を受けた。認定の対象は、コンポスト環境での生分解度を評価するJIS K 6953-2 (ISO 14855-2) に基づく試験方法である。
ケミトックスは、東京本社第2ビル(東京都大田区南千束1-1-5)と山形県新庄市にある新庄試験センターに、国際規格に基づき生分解度の試験を実施できる設備を備えている。また、海外試験所や認証機関との連携も強化しており、国内外の認証取得のための試験や申請のサポートもワンストップで提供できる。ケミトックスは、試験と認証の両面から、国内顧客のニーズに応えることを会社全体の方針として掲げている。
株式会社ケミトックスについて
ケミトックスは、1975年に設立された、環境・エネルギー・電子・化学・医療などの分野における試験・評価・コンサルティングの専門会社である。生分解性試験・評価のほか、パワーデバイス、鉄道車両、航空機、建材、水道関連製品、食品接触材料などの海外規格試験、リサイクル材認証、太陽電池・バッテリーの安全性・信頼性評価、高分子材料の各種特性評価、有害化学物質の環境分析、プリント基板の故障解析・信頼性試験、UL認証などの海外認証取得コンサルティング、通訳・翻訳サービスなどを提供している。
会社名:株式会社ケミトックス
代表者:代表取締役CEO 中山 紘一
所在地:東京都大田区上池台1-14-18
設立日:1975年9月3日
資本金:9,800万円
WEB:https://www.chemitox.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ケミトックス
国際事業部 マネージャー 藤岡博明
TEL:03-3727-7111
E-mail:[email protected]
■プレスリリース配信元-株式会社ケミトックス
https://companydata.tsujigawa.com/company/3010801003668/
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