バレーボール国内最高峰リーグ V.LEAGUE【2月7日の試合結果】
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試合結果:東京グレートベアーズ 3 〇 JTサンダーズ広島 1 ×
◍2月7日 アリーナ立川立飛◇観衆2271人
V1男子の東京グレートベアーズが、4位のJTサンダーズ広島に3-1(25-22、19-25、25-20、25-19)で逆転勝利を収めた。3連勝で勢いに乗る東京GBは、ファイナルステージ進出への望みをつないだ。

この試合の主役は、左手指の負傷から復帰したエースのラファエル・アラウージョ(32)だった。昨年12月23日の東レ戦以来の出場となったブラジル人選手は、患部に包帯を巻いたままでも、強烈なスパイクで相手のブロックを打ち破った。チーム最多の23得点を挙げ、MVPに輝いた。日本代表の柳田将洋(31)も、バックアタックを含む15得点で攻撃の要となった。第2セットを落としたものの、その後は東京GBが優勢に試合を進め、ホームのファンから大きな声援を受けた。
東京GBは、2週間ぶりの試合となったが、「それぞれのストロングポイントは何なのか、より理解できた期間だった」(カスパー・ヴオリネン監督)と語った。アラウージョも、「帰ってきてチームを助けられて本当に良かった」と笑顔で話した。この日初めて着用したシルバーユニホームに身を包んだ207センチの巨漢は、「大事な時に帰って来られてうれしい。直接対決が残っているので、そこに向けてプッシュしていけたら」と、ファイナル進出への意気込みを見せた。
東京GBは、昨季10勝26敗の8位に終わったFC東京からチーム名を変えて今季に臨んだ。柳田や日本代表セッターの深津旭弘を獲得し、WD名古屋でコーチを務めたヴオリネン監督を招聘(しょうへい)した。ここまで9勝16敗の7位となっているが、6位の東レとは2勝差と迫っており、ファイナルステージ出場圏内(6位以内)にまだチャンスがある。
残りの試合で、東京GBは上位陣との直接対決が多く、厳しい戦いが予想される。しかし、アラウージョの復帰で攻撃力が増した東京GBは、格上に挑む姿勢を見せている。ファイナルステージへの道は険しいが、東京GBは諦めない。
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