株式会社ヤマシタ、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスのWAmazing株式会社に出資
- WAmazing株式会社が実施する第三者割当増資(シリーズC累計20.1億円)の一部引き受けにより出資を実施
- WAmazing株式会社は、訪日観光における5大消費の一元的な旅行予約手配を提供するOTA事業を中心に、地域観光DX事業や訪日マーケティングパートナー事業などを展開
- 株式会社ヤマシタは、ホテル向けのリネンサプライサービスを提供する業界大手で、福祉用具レンタル・販売事業も展開
- 両社は、インバウンド消費による地方創生と真の観光立国日本の実現に向けて、様々な中長期的な連携の可能性を検討
静岡県島田市、2023年12月15日 – 福祉用具レンタル・販売事業および、リネンサプライ事業を行う株式会社ヤマシタ(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:山下 和洋、以下「ヤマシタ」)は、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開するスタートアップのWAmazing株式会社(代表取締役CEO:加藤 史子、本社:東京都台東区、以下「WAmazing(わめいじんぐ)」)が実施する第三者割当増資(シリーズC累計20.1億円)の一部引き受けにより出資を実施しました。
WAmazingは、訪日観光における5大消費(宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食)の一元的な旅行予約手配を提供するオンライントラベルエージェント事業(OTA事業)を中心に、地域観光DX事業や訪日マーケティングパートナー事業などを展開しています。国際線定期便就航がある日本国内25空港において無料SIM配布端末を設置し、無料SIMカードを提供し会員を拡大。主なサービス提供地域は台湾、香港、中国に加え、東南アジア諸国、オーストラリアです。OTA事業を基点に、地域観光DX事業では、地域のDX支援や労働力・人手不足問題の解消、地域観光資源の高付加価値化に寄与し、訪日マーケティングパートナー事業では、インバウンドの消費促進に貢献しながら、インバウンド消費による地方創生と真の観光立国日本の実現に向けて事業活動を行っています。
また、業績も好調で、OTA事業では、会員数(※1)をコロナ禍前2020年1月の32万人から2023年10月には52万人を突破する規模にまで拡大させています。売上高及びOTA取扱高においても、2023年7月期はコロナ禍前の2020年7月期に比べて、それぞれ5.5倍および3.8倍に成長し、市場全体の需要回復を大幅に上回り成長が加速しています。
一方ヤマシタは、1963年の創業以来、「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念に掲げ、リネンサプライ、介護用品レンタル・販売の両事業で業界大手のポジションを確立しています。ホテル向けのリネンサプライサービス(※2)を提供しており、これまでホテル等一般施設向けの導入実績は約1500施設に達しています。清潔で安心なリネン類の安定供給を通じて、ホテルでの人材不足の解消や本来業務の生産性向上を支え、インバウンド需要を持続的に支えるインフラとしての使命を果たしてきました。そうしたなかで、ホテル向けのリネンサプライに留まらないサービス拡充の提携などにおいて、相互にシナジーがあると考え、同社への出資に至りました。
今後は、ヤマシタの取引先ホテルに対するWAmazingの免税ECサービスの導入提案に加えて、中国におけるヤマシタの福祉用具サービス利用者に対するOTAサービスの紹介など、様々な中長期的な連携の可能性を検討していきます。
(※1)会員数とはWAmazingのサービス利用時に氏名やメールアドレスなどを登録してWAmazing会員になった数を指す (※2)リネンサプライ事業者が用意したリネン類(シーツやタオルなど)を、契約先(ホテルや病院など)に対して貸し出し、使用済みのリネン類を、定期的に回収し、洗濯仕上げをして納品するサービス
■プレスリリース配信元-株式会社ヤマシタ
https://companydata.tsujigawa.com/company/7080001005414/
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