株式会社萬屋醸造店(ヨロズヤジョウゾウテン)は、1790年設立の深澤透が社長/代表を務める山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1202番地1に所在する法人です(法人番号: 4090001012148)。最終登記更新は2015/10/05で、新規設立(法人番号登録)を実施しました。
春鶯囀月見酒、鶯のさえずりなどの商標が登録されています。
掲載中の法令違反/処分/ブラック情報はありません。
会社概要
法人番号 | 4090001012148 |
---|---|
法人名 | 株式会社萬屋醸造店 |
フリガナ | ヨロズヤジョウゾウテン |
住所/地図 | 〒400-0501 山梨県富士川町青柳町1202番地1 |
社長/代表者 | 代表取締役会長 長澤 重俊 取締役社長 深澤 透 |
URL | https://www.shunnoten.co.jp/ |
電話番号 | 電話番号:0556-22-2103 FAX番号:0556-22-4245 |
設立 | 1790年 |
業種 | 製造業 |
法人番号指定日 | 2015/10/05 ※2015/10/05より前に設立された法人の法人番号は、一律で2015/10/05に指定されています。 |
最終登記更新日 | 2015/10/05 |
株式会社萬屋醸造店について
株式会社萬屋醸造店は、寛政2年(1790年)に創業した、歴史ある日本酒製造業者です。初代当主の萬屋八五郎が現在の地に蔵を開き、江戸時代後期には富士川を利用した物流拠点として賑わった増穂の地で発展しました。当初は「一力正宗」という酒銘でスタートし、酒だけでなく醤油・味噌・みりんなども製造していました。これにより、地域経済の発展にも寄与し、当時の繁栄ぶりを伺い知ることができます。
時代の変化と共に、鉄道や道路の整備が進み、増穂の地は物流拠点から観光地へと移り変わりを見せました。それに伴い、酒銘も「春鶯囀」に変わり、昭和の始めには、味噌・醤油・みりんに加えて、年間七百余石(約126㎘)の日本酒を製造する蔵へと成長しました。
昭和8年には、六代目当主中込旻(あきら)の弟、中込純次(フランス文学者)と親交の深かった歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻が当蔵に宿泊した際、饗応の酒に舌鼓を打ち、数多くの和歌を詠みました。その中には、法隆寺などを訪れるような感慨深い一首があり、中込旻は深く感銘を受け、その言葉を石碑に刻み、後世に伝えました。
現在、株式会社萬屋醸造店は、日本酒製造・販売を主な事業内容とし、酒蔵ギャラリーや六斎の運営を通じて、地域文化の発展にも貢献しています。美しい自然環境と共に、伝統の味を守り続けている当社は、山梨県南巨摩郡富士川町青柳町に位置しています。