mints義務化を前に先行利用弁護士を募集
iOSネイティブアプリのクローズドベータを開始
AI搭載リーガルOS「AILEX(エーアイレックス)」を開発する AILEX合同会社(本社:東京都渋谷区、事業責任者:山川慎太郎) は、2026年3月、弁護士向け業務支援アプリ 「AILEX for iOS」 のベータ版開発を完了したことを発表しました。同アプリは、弁護士業務のデジタル化を支援するAIリーガルOS「AILEX」の iPhone向けネイティブアプリ として設計されています。
現在、App Store公開に先立ち、TestFlight経由のクローズドベータテストを開始しており、先行利用する弁護士(10〜20名)の募集を開始しました。2026年5月21日に施行される 改正民事訴訟法による「mints(民事裁判書類電子提出システム)」義務化 に向け、弁護士が外出先でも案件情報や送達通知を管理できる環境を提供することを目的としています。
日本の弁護士業界に迫る「mints義務化」という転換点
2026年5月21日、改正民事訴訟法の全面施行により、弁護士(訴訟代理人)による mintsを通じたオンライン申立てが義務化 されます。これにより、「紙の書面提出」「FAX送信」といった従来の方法は原則として認められなくなり、日本の民事裁判は大きなデジタル転換期を迎えます。
しかし、AILEX合同会社が2026年2月に実施した調査では、弁護士のデジタル対応状況は依然として十分ではないことが明らかになりました。調査結果によると
- 65.5%の弁護士がmintsを実際の裁判で使用したことがない
- 約36%(約17,000人)がアカウント登録すら未完了
- FAXを何らかの形で利用している弁護士は98.1%
- 紙の事件記録を優先する弁護士は57.6%
という結果が示されています。このような状況を受け、AILEXは弁護士がモバイル端末から案件情報を確認し、送達通知や期日管理をリアルタイムで受け取れる環境の提供を目指し、iOSネイティブアプリの開発を進めてきました。
「AILEX for iOS」とは

AILEX for iOS は、弁護士事務所向けAIリーガルOS「AILEX」のモバイルアプリとして開発された iPhone専用ネイティブアプリケーションです。
Web版「AILEX(users.ailex.co.jp)」の機能をモバイル環境に最適化し、同一のバックエンドAPIを通じてリアルタイムでデータを同期します。AILEXはこれまで、「AI文書生成」「AI法律相談チャット」「AIファクトチェック」「事件管理」「mints送達管理」「個人情報マスキング」などを備えた 弁護士向けAI SaaS として提供されており、現在 登録ユーザーは500名以上 に達しています。
主なターゲットは 1〜5名規模の小規模法律事務所です。
AILEX for iOSの主な機能

ホームダッシュボード
本日の期日、送達期限、案件ステータスを一画面で確認できます。また「mints義務化までのカウントダウン」「事務所の準備度スコア」も表示され、デジタル対応状況を可視化します。
事件管理システム
29カテゴリに対応した案件データベースにより、
| 案件概要 |
| 証拠資料 |
| 書面一覧 |
| タイムライン |
などを外出先から確認できます。裁判所での待機時間や移動中でも案件情報へアクセス可能です。
AI法律相談チャット

Anthropic社のClaudeをバックエンドに採用し、「ストリーミング応答」「法律相談AIチャット」を実装。AIの回答は参考情報として提供され、最終判断は弁護士が行う設計となっています。
AI文書生成
AILEXでは 70種類以上の法律文書テンプレートを用意しています。事件情報をもとに
| 訴状 |
| 準備書面 |
| 内容証明 |
| 各種申立書 |
などのドラフトを生成可能です。生成された文書はWeb版と同期され、事務所での修正作業へと引き継がれます。
mints送達管理ダッシュボード

mints義務化後に重要となる「1週間ルール」に対応。送達の効力は「書類閲覧日」「通知発出から1週間」のいずれか早い日となります。AILEXではこのリスクを防ぐため「プッシュ通知」「リアルタイム送達アラート」を提供し、弁護過誤の防止を支援します。
弁護士の守秘義務を守るセキュリティ設計
AILEXは弁護士の守秘義務(弁護士法第23条)を最優先事項として設計されています。主なセキュリティ機能は以下の通りです。
- Face ID / Touch ID認証
- TLS1.3通信暗号化
- AES-256ローカルデータ暗号化
- PIIマスキング
- リモートワイプ
- Jailbreak検知
- 監査ログ管理
また、個人情報はAI API送信前に自動マスキングされるため、弁護士はクライアント同意取得の負担を減らしながらAI機能を利用できます。
なぜネイティブアプリが必要なのか

弁護士の業務は裁判所、拘置所、クライアント訪問、移動中など、デスク以外で行われる時間が多くを占めます。特に拘置所では通信環境が制限されることがあり、オフラインキャッシュ対応が必須となります。
PWA(ブラウザアプリ)ではiOS Safariのキャッシュ削除、プッシュ通知の到達率などの問題があるため、AILEXではネイティブアプリ方式を採用しました。
日本リーガルテック市場への挑戦
日本のリーガルテック市場では、主要サービスの多くが ブラウザ専用です。AI統合・mints対応・PIIマスキングを備えた 総合モバイルリーガルOS は存在していません。AILEXは米国の法律事務所SaaS「Clio」のような存在を目指し、日本版リーガルOSの確立を目指しています。
クローズドベータ先行利用者の募集
AILEX for iOSでは、TestFlightによる クローズドベータテスター(弁護士10〜20名) を募集しています。先行利用者には「UI改善フィードバック」「不具合報告」「機能要望」などへの協力を依頼し、正式版リリースに反映する予定です。
【応募方法】
公式LINE:https://lin.ee/P9JAWZp
メール:[email protected]
今後の開発ロードマップ
正式版App Storeリリースは 2026年6月予定です。
その後2026年にはiPad対応、Apple Watch連携、英語UI
2027年にはAndroid版開発
さらに台湾・シンガポール・韓国・ドイツなどへの グローバル展開を計画しています。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | AILEX |
| 運営会社 | AILEX合同会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル |
| 電話番号 | 03-6821-7462 |
| メール | [email protected] |
| 公式サイト | https://ailex.co.jp |
| SaaS | https://users.ailex.co.jp |
記事要約(Summary)
AIリーガルOS「AILEX」を開発するAILEX合同会社は、弁護士向けiPhoneアプリ 「AILEX for iOS」 のベータ版開発を完了し、TestFlightによるクローズドベータテストを開始しました。2026年5月21日に予定されるmints義務化に対応するため、
- 事件管理
- AI法律相談
- AI文書生成
- 送達アラート
- スケジュール管理
などをスマートフォンで利用できる環境を提供します。現在、正式リリースに先立ち、先行利用する弁護士を募集しています。
■プレスリリース配信元-AILEX合同会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/6011003023659/























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