日越間の企業進出を加速
福岡市がベトナムで新たなマイルストーンを達成
福岡市はベトナム・ハノイにて企業誘致セミナーを開催し、ベトナム情報通信省とスタートアップの相互支援に関する覚書(MoU)を締結しました。このMoUは、日本とベトナムの企業進出を加速させることを目的としており、福岡市がベトナム情報通信省とスタートアップ支援に関するMoUを締結するのは初めての事例です。
ベトナムの最新情報を入手
今回の締結により、福岡市のスタートアップは、日本にいながらベトナムの最新情報を入手することができるほか、ベトナム情報通信省が持つIT産業ネットワークを活用して、現地のIT企業やエンジニアの紹介を受けることが可能になります。これにより、福岡市のスタートアップは国際的な競争力を高めることが期待されています。
福岡工業大学とベトナム郵政通信技術学院が提携
さらに、福岡工業大学とベトナム郵政通信技術学院(PTIT)との間で、交換留学などを通じてグローバルに活躍するITエンジニアの育成環境を創出するためのMoUも締結されました。この連携により、将来的な人材交流と技術協力が強化されることが期待されます。
スタートアップエコシステムのさらなる発展
今回の訪問では、福岡市はベトナム国家イノベーションセンター(NIC)ともスタートアップ相互支援に関する協力体制を構築し、今後早期にMoUを締結することを約束しました。NICとの連携により、ベトナムのスタートアップエコシステムのさらなる発展が期待されています。
参考
- ベトナム情報通信省:ICT産業の振興、デジタル変革の推進、5G技術の導入、サイバーセキュリティの強化、メディアと報道の管理を行う政府機関。
- ベトナム国家イノベーションセンター(NIC):ベトナムのスタートアップとイノベーションエコシステムの支援・発展を目的に設立されたベトナム計画投資省傘下の機関。
福岡市はこれまでに12カ国・地域、16拠点と連携を築いており、今回のMoU締結によりさらに国際的なスタートアップネットワークを強化し、持続可能な経済成長を目指してまいります。
■プレスリリース配信元-福岡市
https://companydata.tsujigawa.com/company/3000020401307/
この記事へのコメントはありません。