記憶メディアの物理破壊を10秒で完了!
アドバンスデザイン社、電動式物理破壊装置『StorageCrusher Pro』を新発売
記憶メディアの物理破壊を10秒で完了させることができる電動式物理破壊装置『StorageCrusher Pro』が、アドバンスデザイン株式会社(以下、アドバンスデザイン社)から2024年2月1日(木)に新発売される。この装置は、パソコンやサーバ、スマートフォンなどに搭載されたHDDやSSD、フラッシュメモリ、磁気テープなどの各種記憶メディアを、安全かつ迅速に物理的に破壊することで、データの漏えいを防止する。
StorageCrusher Proの特長は
- 約10秒という高速な破壊処理時間
- 約18kgという軽量な本体重量
- 1台で多種多様なメディアの物理破壊に対応
- 工具不要で簡単に交換できる専用の破壊ツール
- サーバ用の取り付け金具(マウンタ)を装着したまま破壊できるオプション
- お客様先での出張作業に最適な携帯性
アドバンスデザインについて
アドバンスデザイン社は、データ消去ソフト、磁気データ消去、物理破壊の3種類のデータ抹消方法を提供する国内唯一のメーカーであり、2017年には株式会社メルコホールディングスの完全子会社となった。同社は、データの漏えいを防ぐためには、パソコンやサーバなどの記憶メディアを廃棄やリース返却等で利用しなくなったときに、適切にデータを抹消することが必要であると説明する。
StorageCrusher Proについて
StorageCrusher Proは、リユース/リサイクル/廃棄の事業者や、パソコンの入替えなどを行う事業者、大量のメディアを処理したい自治体職員など、幅広いユーザーに向けて開発された製品である。重量約18kgという軽量化は、「職場における腰痛予防対策指針」にも準拠しており、作業員の労働災害リスクを低減する効果も期待できる。また、2025年10月にWindows 10のサポートが終了することを見据えて、パソコン入替え時のデータ漏えい対策としても有効である。
電動式物理破壊装置 StorageCrusher Pro 製品仕様
製品名 | 電動式物理破壊装置 StorageCrusher Pro |
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型番 | SCA-MBO (本体のみ) |
1回の処理時間 | 約10秒 (破壊対象媒体により変動) |
加圧方式 | 油圧式 |
動作環境 | 動作温度:5~40℃ 動作湿度:20~80%(結露なきこと) |
消費電力 | 動作中(最大):730W 平均:300W |
入力電源 | AC 100V 50Hz/60Hz |
最大負荷 | 約12トン |
破壊時騒音 | 約70~80dB (破壊対象媒体による) |
ビット耐久性 | 約10,000回(目安)・ユーザ交換可能 |
製品保証 | 3年間または累計カウンタ5万回 |
本体サイズ | 187(W) × 289(D) × 410(H) mm ※突起部除く |
重量 | 約18kg(本体のみ) |
標準付属品 | 電源ACケーブル、ドライバー、六角レンチ、取扱説明書(保証書) |
製造国 | 日本 |
HDDツール変形箇所 | 4カ所(穿孔) |
HDDツール対応サイズ | 3.5/2.5インチ |
SSDツール対応メディア | SSD(2.5インチ以下)、USBメモリ、SDカード等 |
※ビット耐久性(回数)は目安であり保証するものではありません。 |
StorageCrusher Proの初回分は、2024年3月末までに10台限定で発売される予定である。StorageCrusher Proの詳細な特長や動作の様子は、以下の動画で確認できる。
動画:https://www.video-sales.jp/adc/series/erase/videos/storagecrusher-pro
■プレスリリース配信元-アドバンスデザイン株式会社
https://companydata.tsujigawa.com/company/6020001071875/
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